第10話 訓練場での戦闘

 訓練場で待っていると試験官の方がやって来た。


「おう!お前がイートンか?」


「はい!よろしくお願いします。」


「俺はラオスだ!早速だが、

 武器は何を使うんだ?」


「素手でも大丈夫ですか?」


「おう!いいぞ!」


 一応、鑑定しておこう。



 名前 ラオス


 38歳


 レベル49

 HP 1700

 MP 1600


 攻撃力 1700

 防御力 2000

 俊敏力 1300

 魔法力 1000

 魔耐力 2000


 運 110


 スキル

 片手剣術 4

 盾術 6

 闘気 4



 うわ~さすがに強いわ。重戦士よりかな…


 包丁使おうかな、でも刃物はさすがにヤバイか。


 ~



「よし!準備ができたならかかってこい!」


「では!御願いします!」


 5メートル離れたラオスへ一気に距離を詰める、


 そして左手で突きを放つが避けられる。


 そこで攻撃は止まず腰をひねり右足で即座に頭へ蹴りを放つ。


 ドンッ!!!!


 骨と骨がぶつかるような鈍い音が響いた。


 ラオスはガードしたが少しよろめき距離をおいた。



 ラオスは少し驚いた顔をした。


「やるじゃないか。本当に新人か?」


「新人ですよ。格闘の経験が少しある程度です。」


「それで、少しか。お前まだ本気だしてないだろ?」


「そんなことないですよ(笑)」


「まぁいい、イートンお前は銀級だ。」


「いいんですか?」


「あぁ、それだけの実力はある。

 だが金級に上がるにはギルド、ギルドメンバー共に支持が必要になる。

 実力だけでは上には上がれないってことだ。

 頑張れよ!」


「はい!ありがとうございました!」


 その後ギルドカードを交換してもらいギルドを出た。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る