◇閑話.人物紹介.その23 ―――――――――

 ※このエピソードは、

  331話~345話にて登場、もしくは新しい情報の出た登場人物の紹介です。

  一部にネタバレも含みますので、先に331話~345話を

  読まれた後に目を通す事をオススメします。


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『マイロウマイカ』

 ・女

 ・???歳

 ・T305(全高)

  T153  B100(H+) W60(UB72) H100

  (人型部分の平常時サイズ)

 ・魔物達の美姫アイドル


 ・王国国境より東、魔物たちの領域の中にある

  古くに滅亡した小国の城跡に住む魔物。

 ・多くの伝説的な魔物を親に持った、

  魔物の世界でも相当に特殊な生まれの個体で

  半人半昆獣デミ・ミクスの魔物。


 ・上半身は非常に美しく艶やかな肢体の姫で、

  灰色に薄っすらとピンク色が差す肌をしている。

 ・下半身は、巨大な蜘蛛や女王バチの腹を思わせるようなモノで、

  しかし太ももは猛獣を思わせる四足に、

  爪先は肉食鳥のような鋭いモノになっている。


 ・割と気さくな令嬢といった性格で、

  上品さと共に程よい気楽さを持ちあわせている。

 ・その生まれもあって、魔物達の界隈では最上位の高貴な御方に相当するが、

  本人には魔物達を率いるだとか、人間達と戦うだとかいった事には

  まるで興味がない。

 ・かつては父親たちとライバル関係にあって争っていた “ あの方 ” に

  同盟の証として、協力者の形で出向している。


 ・魔物としての戦闘能力は低く、

  父親の1人に伝説の蜘蛛の魔物、フルネスト・エンペラーがいるものの、

  糸を生成して出すといった能力も受け継がなかった。

 ・だが、様々な伝説的な魔物を親にもったおかげか、

  非常に優れた繁殖能力と、並みならぬ強力な魔物の子供を産み出せる力を持つ。

 

 ・魔物という定義を越える魔物であり、

  もはや “ 怪人 ” と言った方がいいレベルの存在。

 ・彼女の存在をヒントに、“ あの方 ” はバモンドウ達を作ったとも。



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『イノシゲン』

 ・男

 ・???歳

 ・T95

 ・垂れゴリラ


 ・マイロウマイカの従者として “ あの方 ” が付けた怪人の一人。

 ・非常に背が低い小型のゴリラのような魔物で、

  魔物としての強さはバモンドウ達に1歩劣る。

 ・だが彼らよりも知能が高く、物言いも完璧なので、

  マイロウマイカの従者にされた。


 ・魔物としては物静かで実直な性格。

 ・その腕力は凄まじく、

  しかも灼熱や極寒をもろともしない皮膚と体毛のおかげで、

  両腕さえあればどんな環境でも自由自在に動き回れる。

 ・パッと見ではその小柄さゆえ、そこまで強そうには見えないが、

  真っ向勝負をした場合、全力のヴェオスを相手にしても

  鼻歌混じりで勝てるほど強い。


 ・マイロウマイカの従者ではあるが、

  同時に “ あの方 ” との間を橋渡しするメッセンジャーでもある。



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『デイトリュース』

 ・男

 ・27歳

 ・T255

 ・ユニコーンナイト


 ・いかにも騎士といった雰囲気と精神を持った一角獣人ユニコネア

 ・王弟離宮にローテーションで赴任している獣人の1人で、

  ルクートヴァーリングの故郷には妻と生まれたばかりの子供がいる。


 ・背が高く、それでいて騎士らしいがっしりとした体格と、

  雄々しくも美しい白亜の馬頭で、離宮のご近所のご婦人達に人気。

 ・察しがよく、1を聞いて10を知るタイプであり、

  部下にしたい人材No1の素質を持っている。


 ・騎士然としてはいるが本来の職業は農家で、素は農家らしいおおらかな気質。

 ・離宮に赴任中は、王弟殿下の御役に立つと気を引き締めた結果、

  偶然にも武人の心持ちになってしまっている。


 ・万が一に備え、日頃から槍などの武器の訓練を自主的に行っており、

  しかも短い期間に結構モノにしてしまっているなど、

  やはりそっち方面の才があったようである。



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