◇閑話.人物紹介.その12 ―――――――――

 ※このエピソードは、

  166話~180話にて登場、もしくは新しい情報の出た登場人物の紹介です。

  一部にネタバレも含みますので、先に166話~180話を

  読まれた後に目を通す事をオススメします。


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『オリヴィ=スーサ=フアンフット』

 ・女

 ・14歳

 ・T150

 ・見てるとちょっとイライラする系

 ・芯がない世間知らずお嬢さま


 ・第二位爵の貴族、フアンフット家の長女。

 ・愛称および略称はオリヴ。


 ・夢見がちというか、世間ずれしてるタイプで、流されやすい性格。

 ・耳聞こえの良い綺麗な言葉に簡単に騙される。


 ・父親がエイルネスト家と取引をしている間柄ゆえ、

  その息女であるクララとも昔から面識がある幼馴染で、姉のように慕っている。


 ・薄っすらとそばかすが残る、貴族令嬢としては僅かに地味な顔だち。

 ・しかし、濃い亜麻色の、大きく編み込んで肩口に流してる髪の光沢がよく、

  その顔立ちをカバーするように品格をあげている。


 ・体格はスレンダーだが、

  細身の身体なりのスラリとしたラインで、美体の持ち主。


 ・全身的に美人令嬢の素養十分ながら、唯一そばかすが気になり、

  化粧品やスキンケア用品に強い関心を持っている。



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『ポレト』

 ・男

 ・??歳

 ・T173

 ・ウェイター、潜入者


 ・貴族社会に給仕などを装って入り込んでいる ” 連中 ” の手の者。

 ・ポレトはおそらく偽名で、本名は不明。


 ・低位の貴族のパーティーなどに潜入し、

  情報収集や、資金調達のため騙くらかせそうな貴族を見繕うなどしていた。



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『クワイル』

 ・男

 ・23歳

 ・T165

 ・大福


 ・男爵位の貴族。

 ・日和見勢で、穏やかな性格をしている。

 ・温和でのんびりとしていて甘味を好む。

  本人も大福を連想するような恰幅のよい体形をしている。


 ・若くして家を継いだが、堅実経営で安定感ある領主として知られる。

 ・王都のすぐ西隣に小さめの領地を有している。


 ・人が好く、それゆえに貴族としては隙があるため、

  他貴族とのやり取りではあまりグイグイいけないので、

  貴族社会では領地の立地の良さ以外に誇れるものや

  他貴族に対する優位性などを持っていない。


 ・また、その性格ゆえに、裏社会方面にはまったく脇が甘く、

  領内には " 連中 " が拠点を築きまくって巣食われてしまっているが、

  その事にも気づけていない。


 ・慰安旅行に当地を訪れた王弟一家をよく持て成す。



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『オッゴーラム』

 ・男

 ・30歳

 ・T179

 ・ザ・軍人


 ・階級は大佐。

 ・王都東近郊の砦の責任者を任されているセレナの後任。


 ・骨の髄まで、軍人してる男で、

  動き、性格、気質、考え方の全てが軍属にピッタリとハマっている。

 ・国や上司への忠誠心が強く、上下関係を絶対とし、礼儀も完璧。

 ・あまりに軍人過ぎるために、

  新米の頃は " 等身大の兵隊人形 ” と硬すぎることを直接の上司から揶揄された。


 ・ある程度、経験と年齢を重ね、大佐まで出世していることからも、

  新米時代よりかは多少の柔軟性を身に付けてはいる模様。


 ・個の武力としては、先任のセレナ並みにあるが、

  戦術や戦略面はまだ若さが目立ち、

  総合的には将官には数歩、手が届かない実力。



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『アルトワール』

 ・男

 ・??歳

 ・T160

 ・王家ゆかりの貴族だけど、変装の名人


 ・前王の親戚筋の貴族男性で、

  高位の大臣職を蹴って若い頃は王家に近い別の貴族家の執事におさまっていた。


 ・前王とは子供の頃から友人付き合いで、前王と皇太后の結婚したての頃には、

  その変装の腕前を見込まれ、

  お忍び旅のサポーターとしてよくお茶目に手を貸した。


 ・主人公とも面識があり、親戚のおじさん的存在。


 ・年を重ねるごとに変装の腕前がますます上達。

  全身まったくの別人に変装しても、

  間近で観察しても変装と見破れないという、神業の域に入っている。

 ・見た目だけでなく、演技も完璧。


 ・年を取ったことを理由に執事職は辞しているが、今は何をしているかは不明。



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