◇閑話.人物紹介.その4 ―――――――――


 ※このエピソードは、

  46話~60話にて登場、もしくは新しい情報の出た登場人物の紹介です。

  一部にネタバレも含みますので、先に46話~60話を

  読まれた後に目を通す事をオススメします。


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『アイリーン』

 ・女

 ・21歳(エイミー側室入り時)

 ・T161  B95(H-) W56(UB69) H87

 ・ハーレムリーダー

 ・ビキニアーマー(新調)


 ・国でもトップクラスの戦闘力を誇る個人。

 ・明るく朗らか、積極的で前向き。

  ちょっとオツムが不足しているが可愛らしさを感じるおバカさのある性格。

 ・しかしひとたび戦闘事となると、その道のベテランもたじろぐ程、

  プロフェッショナルで成熟した精神性と知識、勘どころを発揮する。

  (ただし、主人公の前では怖がられたくないので戦闘中でもいつも通り)


 ・生まれ持ったスキル―――剛戦美雌ごうせんきょうしのおかげで、

  美貌を磨けば強さが増し、強さを磨けば美貌も増すという、

  女性としてはチート級のスキルを有している。

 ・見た目には力などない美少女のように見え、筋肉ムキムキでもないのに、

  剛腕の男性兵士が10人がかりでも勝てないほどの力を発揮できる。


 ・夫である主人公が一人目の側室としてエイミーを迎えた事で自然、

  妻としてだけでなく彼のハーレムのリーダーをつとめるようになった。

 ・結婚してから約5年、よりスタイルと美貌に磨きがかかっている。

 ・しかしながら中身は相変わらずで、残念ながら王弟妃としての威厳は

  あまり身についていない。


 ・その強さは更に上がっていると思われるが、戦闘に従事する機会が少なく、

  また “ 練兵師 ” の仕事でもようやく手加減を覚えてきたので、

  彼女の強さの真価が如何ほどに及んでいるのかは、本人ですら不明。



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『エイミー』

 ・女(猫獣人)

 ・17歳(側室入り時)

 ・T130  B78(C) W51(UB63) H81

 ・猫メイド



 ・主人公が4歳の時、初めてお出かけした城下町の路地裏で拾った少女。

 ・元は、当時ルクートヴァーリング地方を治めていた

  獣人領主の娘で御令嬢だった。

 ・しかし陰謀で父が失脚させられ、

  領民に生家を荒らされて家族も失った凄惨な過去を持つ。

 ・主人公に拾われた当時は7歳。

 ・身元調査で主人公の父が信を置いていた臣下の娘と判明し、

  救済と詫びの意味も込めて保護され、

  特例的に主人公の側付きメイドとして第二の人生を歩み出した。


 ・ついに主人公の側室となり、メイドを卒業。

  しかし、長年の自分の立場と仕事が急になくなったせいか落ち着かず、

  周囲の目がないとすぐに部屋の掃除などを始めてしまう。

 ・豪華なドレスが落ち着かないので、外行き用の簡素な者のみ、

  着慣れたメイド服をベースにしたドレスを愛用している。



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『マデレーナ』

 ・女

 ・2X歳

 ・T165  B72(A+) W54(UB63) H83

 ・メイド兼護衛

 ・スレンダー&クール美人



 ・普段は主人公の父である前王に仕えているメイド。

 ・凛としていて姿勢が良く、艶やかな歪みなき黒髪に綺麗な肌など、

  クールビューティーな大和撫子タイプ。

 ・とてもスレンダーではあるが、同時に絶壁であり、唯一の弱点。

  「……くっ」


 ・メイドとしても護衛者としても完璧で、尚且つ配下としても極まっている。

 ・そのため前王からの信頼も高く、常々

  “ 隠居者に仕えさせておくのは、腐らせてしまうようで心苦しい ” と

  吐露させるほど、人材として高い評価を受けている。


 ・メイドではあるが、どちらかと言えばSPのような立ち回りが多い。



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『フォートル』

 ・男

 ・27歳

 ・T180

 ・気のいい親しみやすさのあるイケメン


 ・普段は前王に仕え、1個小隊の長を務めている男性兵士。

 ・自分の領分以外のことに関してはかなり不器用。


 ・その働きは平均的で突出したものを持たないものの、

  実直で仕事に一切の疑義を覚えないで取り組むことから、

  信が必要な仕事などを任される事が多い。


 ・少年期に、貴族夫人のお遊び・・・に弄ばれた経験があり、

  それが元で権力を鼻にかける年上女性にトラウマができ、

  無意識に嫌悪感を抱くようになった。

 ・それに関連してか、身分に関係なく若い女性に対しても

  つい苦手意識を抱いてしまうため、異性関係はからっきし。


 ・なので複数の女性を娶っている宰相や主人公に、敬服の念を抱いている。



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『ヘカチェリーナ=エナ=ウァイラン』

 ・女

 ・18歳(初登場時)

 ・T142  B86(D+) W55(UB68) H86

 ・ちょいギャル系

 ・地方貴族令嬢

 ・本当にやれば出来るコ


 ・貴族令嬢としてはやや態度が軽薄で不真面目な女の子。

 

 ・色薄い緑の輝きを宿したブロンドのふんわりタイプの髪で、

  肩にかかるかどうかのミドルヘアー。

 ・夜会には気合いを入れて行くため、髪の毛を頭の上にすべて持って行って

  エクステンションの疑似髪まで用いて盛り盛りにした髪型をとっていた。


 ・母親の遺伝か、歳の割に小柄だがスタイルが良い。


 ・基本、憚らず恐れ知らずな性格だが、

  家の事を踏まえて自分の身の振り方を考えるなど、

  優しさと理知性を有している。

 ・また、ほんわかした両親ゆえに自分がしっかりしなければと、

  各種、貴族教養はハイレベルに修得している。

  (普段はめんどくさいからと、礼儀所作は最低限でおざなり)


 ・主人公が王弟だと知って以降、何かと積極アピールを行い、

  アイリーン達の前でも憚らない、令嬢らしからぬ胆力と行動力を持っている。


 ・王弟第二妃になったエイミーの後釜として、

  主人公の専属メイド枠におさまり、王城入りした。



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『アームブ』

 ・男

 ・??歳

 ・T135

 ・子熊みたいなお年寄り獣人


 ・ルクートヴァーリング地方の獣人達の村、カール・ラバイツの村長。

 ・熊獣人ワーベアーで、若い頃は2m越えの巨躯だった。


 ・年老い、立場ある身だからか獣人らしい雄々しさはなく、

  いつもどこか怯えているような雰囲気を醸している。



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『コロック=マグ=ウァイラン』

 ・男

 ・46歳

 ・T130

 ・非現実的なマスコット体型


 ・ヘカチェリーナの父親。

 ・低身長で程よく肥えているため、外見的特徴はとにかく" 丸 " の一言に尽きる。

 ・何も言わずにじっとしていたら、

  こういうぬいぐるみだと紹介されても信じてしまいそうなほど。


 ・地方とはいえそれなりにルーツを持った貴族家の当主なので、

  一応はそれなりの実力を有している。

 ・しかし、超がつくあがり症で小心、かつ人の好い性格と言う事もあって

  欲や向上心が乏しく、先祖代々の小さなウァイラン領を

  地道に統治するので満足していた。


 ・厳しい父親、というイメージを一切もたない穏やかで甘い性格ゆえ、

  逆に娘から心配されて、しっかりちゃっかり者に育たたれてしまった。



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『エルネール=オリヴ=ウァイラン』

 ・女

 ・34歳

 ・T187  B126(Q) W64(UB76) H96

 ・本作の最胸(さいきょう)女性

 ・真正のほんわか嫋やかなぽやぽや~ん

 


 ・コロックの妻で、ヘカチェリーナの母。

 ・色々と雄大なモノをお持ちの貴族夫人。


 ・裏を一切持たない、超絶ぽや~っとした平穏当にして温厚な性格。

 ・貴族女性らしからぬほど、黒いモノが一切ないため、

  幼い頃は貴族社会の荒波でやっていけるのかと、両親から心配された。

 ・しかし、純真さが突き抜けていた事が幸いし、

  嫌味に気付かない、悪態に気づかない、

  腹黒い他令嬢たちの心を浄化してしまう等々……

 ・いい方向にその性格が働いたことで、

  結婚までの人生は波立つことなく過ごしてきた。


 ・10代前半から、その爆発的スタイルの片鱗が見え始めた頃より、

  婚約の申し入れが爆増した。

 ・彼女の人生で唯一の波乱とも言える、結婚相手を決める際には

  申し入れすらしていない貴族が現場に駆け付け、名乗り出たほど人気であった。


 ・しかし、並み居る有象無象の貴族達の申し入れをあっさりと蹴り、

  彼女は結婚を申し込んできた中でも一番自信なさげに、男達の中で埋もれていた

  コロックを迷いなく選んだ。

 ・当人は、見た目が可愛らしかったから、と理由を述べているが……


 ・結果として、早々に一人娘のヘカチェリーナを授かるものの、

  その後、コロックが種無しになってしまった事で続く子宝には恵まれなかった。


 ・その事を材料に、今でも貴族男性からアプローチを受けているが、

  本人はにべもなく払い除けている。



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『ザークス=ヘブ=ディンバグ』

 ・男

 ・33歳

 ・T161

 ・THE・小物貴族


 ・ルクートヴァーリングの領有代行者に据えられていた貴族男性。

 ・一応は男爵位ではあるが、権力や影響力はまるでなく、

  彼を知っている者は、侮るに値する男と低評価。

 ・いわゆる強者にゴマすりする典型的な下っ端で、

  領有代行者になれたのも、黒幕が取り計らってくれたからで、実力は皆無。


 ・切り捨てるのにちょうどいい人材として、

  黒幕からも雑多な手コマの一つ程度にしか見られていなかったようである。



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