五日目は忘れた三話目は
あらそう、と云うのだ
ごめんなさいね、と云うのだ
悪気はなかったの、と云うのだ
今度からは気をつけるわ、と云うのだ
素晴らしく清々しく
彼女は己の指さき、爪を見ながら云う
尖った爪先は美しさの象徴と云う
アドバンテージとも云った
整った爪を指差し「危なくないか」と問うたら
貴方の背ほどではないわ、と云う
三日で消えてほしくないから、と云うと笑った
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます