応援コメント

第10話 日課」への応援コメント

  • なんとなくふと思いましたけど、砂が吹いてくるということは、どこかにその砂の出発地点があるはずですし、砂が吹雪いてくるということは常時かなりの風量が働いているということです。
    思ったこと、終わり。

    香穂を探しに探検のようなものをすると思っていたのですが、監砂員だとひとところに留まるような印象があります。
    彼の中では砂への良いイメージは全て香穂への愛しさからくるものだと思っていました。
    逆に砂への悪いイメージが、香穂をどこかに連れてってしまう恐怖に繋がって。
    でも、ここまで大規模な自然災害だと、香穂が消えたこと、砂への憎しみというのは無いようにも思えます。愛しさは残っている。

    続き読みます。

  • 砂かき、という言葉で思い出しました。
    数年前、生まれて初めて豪雪というものを体験し、私の町は100センチ越えの積雪でした。
    かいてもかいても降ってくる大粒の雪。埋もれる車や瓦屋根。かいた雪を捨てる場所もなく、途方に暮れ、大雪の中に佇む自分。
    あれほど雪を恐いと思ったのは初めてでした。

    淡々とした語り口からはあまり感じないですが、砂は粒が細かいし、溶けるわけでもないので、雪よりずっと恐ろしく厄介だろうなと思います。
    それでもみんな砂を受け入れながら生活しているように見えるので不思議な感じもします。

    作者からの返信

    豪雪、ありましたね。雪の少ない地方に住んでいるのでその恐怖感は想像するほかないのですが、おそろしく不条理なもののように思われます。世界というのは、実に怖いところですね。