第4話 特別対談 ナオミVSひじき(3)
(前日記参照)
ファミレスにて対談。
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ナオミ「人生って、噛めないサイコロステーキよね」
ヒジキ「ステーキとは名ばかりよね」
ナオミ「いいの、外食気分だから。いいのよ。」
ヒジキ「あなた、普段何たべてるの?」
ナオミ「野山に混じりて竹を採りつつ、よろずの事に使いけりよ。」
ヒジキ「どんだけなのよ(笑)」
ナオミ「この前川辺でしゃがんで、ヨモギとツクシを摘むのにモゾモゾ動いてたら、次の日の新聞に『淀川でツチノコ発見!?近所の住民が語る』て書いてあったのよ。」
ヒジキ「(爆) あんたツチノコ?」
ナオミ「オカマはみんな、ツチノコよ。」
ヒジキ「ちょっとお待ち---(笑)」
ナオミ「何よ、あんたもね、川辺でしゃがんでモゾモゾ動いてごらんなさい、今度は虫取り網が飛んでくるわよ」
ヒジキ「いやよ(笑)捕獲されたくないわ」
ナオミ「衝撃!ツチノコの正体は、27歳の女装した男性であった!とか書かれんのよ(笑)」
ヒジキ「27歳の女装した男性よりは、むしろ本物のツチノコになりたいわ。切実な選択よ」
ナオミ「穴があったら確実に入れるわよ、ツチノコだし。」
ヒジキ「あら。そうね、もしかしたら、今のナマハゲみたいな暮らしより快適かもしれないわね」
ナオミ「究極の暮らし、ツチノコLIFEよ。」
ヒジキ「ツチノコLIFEに憧れる、女装二人。」
ナオミ「あんたカツラずれてるわよ」
ヒジキ「自毛ですけど」
ナオミ「じゃあ何でズレてるのよ」
ヒジキ「しょうがないじゃない、ツチノコはたいがい造りモノよ。」
ナオミ「やっぱカツラやったんやないの、アンタ(笑)」
ヒジキ「お互い様でしょ?女装カツラを笑う者は、女装カツラに泣くのよ」
ナオミ「女装カツラのオバタリアン(笑)」
ヒジキ「あんたの顔は、エイリアン。」
ナオミ「どつくで、あんた(驚」
(終)
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