第2話 世界テレビ・デー   https://ja.wikipedia.org/wiki/世界テレビ・デー

 1996年12月17日に国連の会議があった。この会議によって、11月21日に開かれた第一回世界テレビフォーラムを記念して、世界テレビ・デーが制定された。


 といっても、世界テレビ・デーとは何ぞやという人が多いだろう。

 私も、わからない。


 Wikiの説明によると、平和・安全・経済・社会開発・文化交流の拡充などに関するテレビ番組の交流を促進する日だということである。


 なるほど、わかりづらい。


 どうやら持続可能な開発目標など社会問題への啓発を行うテレビ番組を推奨する日だそうだ。

 そうなると、私個人としては日本の番組ならかつてあった動物奇想天外やプロジェクトX、海外の番組ならナショナルジオグラフィックがやっている番組などをもっと増やしてくれればいいのに、と思う。

 しかし、実際に11月21日に奔放でそのような番組をプッシュした記憶は、無い。

 私が忘れていたのならば申し訳ない。


 さて、この世界テレビ・デーがよくわからないと思ったのは何も我々だけではないようだ。


 日本語版Wikiに書かれている、この日への反対意見を述べたドイツの意見は、何とも私は納得してしまった。

 本文はタイトルのURLから見てもらいたいが、概要を軽くまとめよう。


 「もうすでに似たような趣旨の日が三つもあるし、テレビよりもラジオの方がアクセスできる人間が多いんだからラジオに言及しろ」

 なるほど、確かにラジオの方が汎用性が高い。

 さすがドイツ、目の付け所が違うと謎に納得してしまった。



          了

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