　フランスのトロワという街がある、セーヌ川の川沿いの街であり、パリの南東約150キロの場所にある。

ローマ時代からの街であり、ハドリアヌスが滞在したこともある伝統ある街である。

さらに、メロヴィング朝クロヴィス一世がこの地を征服してシャンパーニュと名付け、トロアはシャンパーニュの中心都市のひとつとなった。

　このトロアからさらに東に40キロほど向かったところにショメニルという街がある。

　幹線道路が東西に走り、人口は80人ほど。小さな町だ。

　この何の変哲もない地方土地だが、議会の定員が9人とのこと。

　多い。

　人口の一割以上が、議員だ。

　昨今の日本は、どんどんと地方を統合させて議員を減らしているが、どうやらフランスはそうではないようである。

　他にこの地域について述べられていることは、1999年にノストラダムスの代わりに洪水が起きたことくらいしかない。

　　　　　　　　　　了

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