簡潔で綺麗、そして、可愛いと微笑んでしまいました。何か悩みがあって、考え尽くした時、真っ白になるけれども、案外「タピオカ……」と動けるもの。それが強さかどうかは知らないけれど、トピックを見ていたという事は生きようとしているという事。美しい作品ですね。
「白い壁、白い地べた。そして蒼白のカオ」と客観的に表現しておいて、蒼白の顔をしているのは、気力も沸かない「私」とつづく。
ここは私ではなく「彼女」と、三人称で書いたらすんなり読めるとおもいました。
人が生きがいに感じるものは、自分のための活動ですから、水よりもタピオカドリンクを求めるところをみると、意外と元気かもしれない。
その時はこの世の絶望に思えても、ふとしたことで立ち直れるものですよね!
「立ち上がるのは以外と簡単かもしれない」なんか、深いです。
これが、若さか……。などとほほえましさと、頼もしさを感じました。
コメント失礼いたします。
とても短い文章だというのに、メッセージ性が強く、感動すら覚えます。
変に格好をつけた書き方をしてないのも、かえって格好よくて心にしみます。
この短かさでこの感動は、ちょっとはじめてかもしれません。
ふとした瞬間、何気なく入ってきた情報とかに、それまでの鬱鬱とした感情が消えてしまうのありますよね…多分タピオカごときで消えてしまう感情なんですよね。そもそもあまり悩むようなことでもなかったんでしょうね。