第300話目で追う、その背中
わたしは日記をつけている。
日々のなんでもないことを書いている。
毎日、毎日続けている。
書きたいときは、ペンが進む。
書きたくないときは、ペンが進まない。
書くことがないときは、どうしようか悩む。
悩んだ上で、だらっと書く。
どんな言葉でもいい。
ととのっていても、そうじゃなくてもいい。
ピシっとしていなくていい。
きれいじゃなくてもいい。
できないときは、だらっとしていい。
そうやってわたしは、日記をつけている。
あなたを想い、右のページを埋める。
直接言えないことを、書いてみる。
内容を想像して、恥ずかしくなる。
学校では毎日顔を合わせているのに。
あなたはわたしの気持ちを、知らない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます