真珠

六月塗れの真珠

何処に翼を伸ばせばいいの。

行くあても拙い 溜息と哥を零し

星屑も死に絶える

嘗ての夜空に沈んで見たい。

躰が砕け散る 奥に溶岩流が猛る

らくに委ね 輪廻から外して欲しいだけ。

数日の藍と天に昇る 狼煙

纏い 下さいましたか。

私だけの一番星

詞はもう 光を漏らさないけど

いきて。

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