前史 冷戦編

ベルン条約以降英領パレスチナ等から世界中のユダヤ教徒を集めイスラエルを建国した。7.7㎜アリサカショート弾を使用する自動小銃を供与し軍備を支援した。

その頃より増えている大日本帝国臣民の人口は2億人を突破。

現有領土を州制に改変される。

まず内地では旧九州地方からなる鎮西州、中国・四国地方からなる瀬戸内海州、近畿・東海地方からなる関西州、東海地方を除く中部地方から東山州、関東地方からなる鳳輦州、東北地方からなる陸奥州、北海道や北方領土樺太からなる北方州が設置された。

外地は朝鮮州、関東州、極東シベリア州、インドシナ州、インドネシア州、台湾州、ビスマルク州が設置された。

英領インド帝国はソ連の支援を受け独立し、インド社会主義連邦として独立したが、英国の要請に従い大日本帝国軍が内乱に乗じマレー半島とセイロン島、インド南端部を併合、

さらに英国は勢力が低下し植民地支配を継続出来ないため、エジプトでの独立運動を制圧し日本陸軍が進駐、日領エジプト自治国となった。

南アフリカ共和国等は独立し英連邦構成国として残留した。

インド方面では国境紛争が相次ぎ、アフガンがソ連へと併合、トルコが分裂したものの日本陸軍とトルコ政府軍が共同し、鎮圧した。

東亜協約に基づき大日本帝国は中国領において唯一の正統政府を中華民国の国民党政権であると承認。

更に中華民国特殊戦群と共に新編された陸軍第一特殊作戦群が毛沢東暗殺作戦を実行し成功。中共軍は指導者を鄧小平に変更する事となったが毛沢東カリスマ性によって結束が強化された面もあり、今は放置となる。

日土同盟が結ばれイスタンブール条約でイラク・イラン領土はトルコ共和国の領土であると宣言ソ連側に急接近していた両国を奇襲し電撃戦で制圧、更にクルディスタン共和国をトルコ共和国は独立させ二国とイスラエルは日本=中東同盟に参加した。

日本主導で北平において北半球軍事条約機構Northern Hemisphere army Treaty OrganizationNATOが発足。加盟国は以下


大日本帝国

大英帝国

アメリカ合衆国

トルコ共和国

クルディスタン共和国

タイ王国

ロシア帝国

中華民国

イスラエル

自由フランス

カナダ連邦

南アフリカ共和国

日領エジプト自治国

ザイール

イタリア共和国

であり。更に亡命政府を含めると

チェコ・スロバキア

オランダ王国

ベルギー王国

ルクセンブルク大公国

ユーゴスラビア連邦

ポーランド共和国

フィンランド共和国

アフガニスタン共和国

がある。

枢軸軍とは敵対関係で次の対戦に備えると言う内容の南京5ヶ条宣言を日中共同で発表。

近代化と軍拡が進み日本は1958年皇紀2618年戦略短距離弾道ミサイルであるランスを開発。ロシア帝国内やバグー連邦、セヴァストーポリなどに配備された。

更に1989年平臥元年に戦略大陸間弾道ミサイルのケラノウスを開発。それは大日本帝国大陸領土各地に秘匿され発射場が建設された。

大日本帝国は2000年を迎えた時点で戦略爆撃機搭載型原子力爆弾二千発、弾道ミサイル搭載型核弾頭六千発、海軍潜水艦発射型弾道ミサイル四千発の計1万2000発の核兵器を保有する核大国となった。

ニュークリアシェアリングでイスラエルやトルコ領内にも発射場を設置した。

原子力航空母艦と原子力潜水艦、原子力巡洋艦等核動力型の艦艇を装備した帝国海軍に備え、フランス海軍のノウハウを吸収したドイツ海軍は1964年ティルピッツ級原子力航空母艦を就役。翌年ソ連軍はキエフ級重航空巡洋艦、更にアドミラル・クズネツォフ級原子力航空母艦を就役。バルト海や北部大西洋や地中海を制圧した。対応する為に大日本帝国海軍は南アフリカ共和国に海軍の拠点を設置、原子力航空母艦×2、戦艦大和、ミサイル巡洋艦×4、ミサイル駆逐艦×18、原子力潜水艦×8を配備。南部大西洋で戦闘を開始した。

潜水艦同士の追いかけあいが発生しアメリカ海軍の駆逐艦やフリゲート、コルベット等も参戦している。

ノーフォーク基地に大日本帝国第六艦隊の司令部と常備陸戦隊第一、第二、第三海兵師団とNATO統合軍の環大西洋司令部を設置した。

そんな中ソビエト連邦のオケアン演習による第1次海軍危機によりギリシャ神話の無敵の盾アイギスの英語読みイージスの名を冠する防空システムを開発し海軍の防空力は向上した。

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