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2020/02/16 22:48
シーン
メディア王からの呼び出し要請。
射撃場で、武器の動作チェックをしながら仲間と会話。
日本で過激な戦闘行為を避けなければならない。
武器を持ち歩くにも、小型・軽量で、目立たないものを。
エメルはショットガンとハンドガン、トンファー、ナイフなどを試すが、ショットガンなどは仲間に渡してエメルの半径数十メートル内で尾行しながら、護衛するように告げる。何か有れば、彼らに加勢を頼む。
メディア王の子供を預かる。
トラブルを解決し、子供を無事、返す。
荷物チェックをエメルがし、中からコンドームが出てきた事をさりげなく触れる。
エメル「壮大な野心を胸にやってきたようだが・・・・・・」
少年「メディア王(父)がお姉さんが豹変したときに使いなさい、と」
エメル「(なんで、私が加害者側にされているんだ)」
少年「まぁ、そんな事ないよ」
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スケッチブックに絵を描いている少年。
エメルが後ろからのぞく。女の裸ばかり。
エメル「上手いもんだ(描いているものはともかく)」
少年は帰る。
シーン
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登場人物
エメル(女)
チェン(男)
デル(男)
エージェント(仮:女)
場所:待機サロン(CIA日本支局)
時間:昼間
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藤山大観から、裸婦のモデルにエメルの指名。
エメルは嫌悪する
エメ「まぁ、こんな話、反故になる。私は見世物にはならないよ」
デル「名のある芸術家さんなんでしょ? 見る目はあると思いますけどねぇ・・・・・・」
エメルは首を振って取り合わない。チェンが横から口を挟む。
チェン「絶筆宣言して40年ぶりに筆を取る、というだけで価値はありますよ。数年前に彼の作が云億で売れたとか。個展も行列ができるそうですよ、各国で」
エメルは悪寒がする。裸以外の余計な付加価値が彼女を不安にさせる。
裸の自分の絵画が世界ツアーを行う事を想像して震える。
デルは笑う。
チェンは続ける。
「絵画の価値は、死後もその魂は残り続けるという事です。私は度々、個展に行きますが、その度にそれを実感します」
エメルの不安は増す。独り言のようにつぶやく。
「・・・・・・残り続ける」
デルは笑う
「興味ありますねぇ、何の個展に行ったんです?」
チェン
「
他に絵画ではないですが、中国の兵馬俑や青銅器を見ました。写真とは違って迫力ありましたよ。180センチある私と同じか、それぐらいの大きさがあって・・・・・・」
デル「兵馬俑って確か紀元前に作られたものですよね?」
チェン「ええ」
デル「エメルさんの絵もこれから数世紀後に発掘されるかもしれません」
エメル「焼却処分するしかないな・・・・・・」
死後も解けない呪いを想像する。
例え、戦乱の世が訪れて、憤土の下に眠っても、数世紀後に掘り起こされる危険がある。それを目にした人々が勝手な事を口にする、分かったような事を。死んだ後でも人の口に戸を立てる事はできないのか・・・・・・・。
デルはテレビに藤山大観の特集が放送されている事に気づく。
「藤山大観が特集されてますよ」
エメルがテレビに目をやる。
「スケベそうなジジイだ」
テレビに藤山が映っている
「良いモデルを見つけた。必ず、彼女を口説き落とし、
第一回国際芸術際の目玉にする! 絵は当日、ご来場の方が初めてご覧いただけるよう情報は伏せます・・・・・・(後の言葉は耳に入らない)
立ち上がり、激昂するエメル。
「冗談じゃないッッ!!!」
デル「決意は堅いようですねぇ」
本人の同意なく、話を進める芸術家にブチ切れる。
エメル「消せ!! 気分が悪い!!! 私は了承してないぞ!!」
エメルは芸術家が社会保護を受けた変態に思えてくる。
チェンがすかさず、チャンネルを変える
チェン「はじまりますよ・・・・・・第12話が・・・・・・」
魔法少女アニメのOP
立ち去るエメル
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翌日
支局長「まぁ、話ぐらい聞いて来い。『酷い話』なら帰ってこればいい」
性サービスみたいな要求なら、仕事内容は言えない事があっても、CIAという看板は有名、過剰な話なら社会的なスキャンダルにできる。議会で聴衆の前で話をだす。マスコミがとびつくだろうが、それもエメルは嫌だ、と思った。そこまで考えてはいないが(相手もバカではないだろうし)穏便に済む事を祈りながら、支局長に礼を言い、外に出る。
指定の場所まで歩き。
途中、労働基準監督相談所を見つける。
目の前にそれはあるのに、随分遠くにあるような気がする。
(CIAでも相談できたらなぁ)
数歩歩いて、奥のエレベーターに乗り込めば、セクハラ・パワハラを相談できる。相談員に怒りを静かに滔々と述べる自分を想像し、妄想の世界から帰還すると、ため息をついて歩き出す。
少年が本物の「藤山大観」である事を知る。
魂の犠牲者。
暗部を知る。
(※ 台詞は変える。テキトーに書いたため)
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