壮絶な戦いでした。
魂と魂同士がぶつかって、お互いの想いが交錯して、ハラハラし通しでした。
ガドさんの想いの深さに心を打たれました。
傷ついたガドさんを抱えるサラさん。安堵と称賛の気持ちが垣間見える、美しいシーンでした。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます。
序章の蟻と鷹の視点にも被りますが、普通の男の子であるガドに、神や自然など超常の力を持つ存在に、わからずや!同じ目線で生きてみろ、言わせたかった篇でした。最後のサラ導師はピエトロ大聖堂のピエタ像をイメージして書きました。あの美しい聖母子像は一回現物を見て見たいですね。物語的には次の観測者たちまでが中盤で、次々篇の草の王冠篇からがそこからは神話性の高い話になっていきます。
早く書き進めたいのにやはり12月は忙しいですね。ストックがまだ2万字しかない‥‥。
ガドはバァルに勝ちましたね。誰も死なせたくない!その強い気持ちが、武神に勝ったのだと思いました。バルアダンに似て非なる者だったんだな、と自分の甘さに気づかされました。ああ…
作者からの返信
いつもありがとうございます。あと1回で神代編を終わらせてはやく現世のクルケアンに戻って都市物をしたい感じです…
バァルは152話の師の面影が伏線だったりします。
やっぱり戦闘は難しい…。今回は最後のサラのミケランジェロのピエタ像のようにガドを抱きかかえる構図が欲しかっただけで書いていました。
ガドの真っ直ぐな意地と高潔さが神にさえ勝利する。切り札の槍以上に神の心に突き刺さった故に、でしょうね。
そしてサラ婆ちゃん。その優しさももうすぐ……
作者からの返信
続けてありがとうございます。
最後はサンピエトロ大聖堂のピエタ像から。
ミケランジェロの作品はいろいろありますけどあの聖母像が一番好きです。
美しい母に子供のように抱かれて死ぬキリスト、ある意味男性の願望でもあり、もとめる美なのかなあと。