第5話 遊園地2

ちゃす、ちゃす^ー^

佐藤さんのほうを投稿したらPVが一桁から3桁行ってたw

こっちもガンバロール!!

ps プラⅣから上がれない雑魚です



「ははははあは」

怖いと思っていた絶叫系だが乗ってみると案外楽しい

「すいね、もっかい乗るぞ」

「先輩さっきと違って元気ですね」

ほんの数十分前まで死んだ顔してた人とは思えない


「よく見ると顔色悪いな…。一回休憩するか」

そう言って先輩はベンチへと向かった。

「気にしないで、先輩一人で乗ってきていいですよ?」

「お前なぁ…。一人でいたらナンパされかねんだろ。それで面倒怒るくらいなら休憩くらい一緒に居るっての。すいねと居るの割と楽しいぞ?」

そう言って近くの自販機で飲み物を買ってくれる。

「急にデレた!?」

「デレてねえ、ただ言っとかなきゃ誤解されるだろ?」

別にすいねのことを嫌っている訳ではない

「先輩復活したんで次行きましょ」

「無理すんなよ…?」

すいねに手を引かれて行ったのは観覧車だった

「これって夕日が沈むころに乗って、きれいだね。みたいな感じでするための乗り物じゃないの?」

「先輩が観覧車をどんなふうに見ているかよーくわかりました。ささ、乗りましょ」

係りのお姉さんに、ニコニコとごゆっくり~と言われた。

彼氏彼女じゃないですよ?先輩後輩の仲ですから、と訂正をこころの中でし観覧車に乗り込んだ。



女王side

「照君、すいねちゃんの事本気で好きなの?」

私は観覧車の中で聞きたかったことを聞いた。

「あの子はさ、冬樹が大好きなんだよ…。俺が入る隙間もないくらいにね」

そういう彼の瞳には悲しさが感じられなかった

「だから言われたんだ…。冬樹が嫉妬して私の大切さに気付き私だけを見て欲しいってね」

病んでる…

いつも見せる態度も本物なのだろう、だが冬樹という男の前に対しては病んでいるほうが素なんだろう。

「だから、俺はいつもああやってるわけ。好きな子だっているのにさ」

どう返したらよいのだろう…

返答に困ってしまった。

しばらく無言が続いた後、照が謝ってきた。

「ごめんね、せっかくの遊園地を暗くしちゃって」

「ううん。一人でため込むのってつらいよね、私が相談相手になるから何時でも言って」

「ありがとう」


そこからは思う存分2人で楽しんだ。

冬樹とすいねちゃんとすれ違いなのかなかなか会うことができず、帰りは照に送ってもらった。


「送ってもらっちゃってごめんね」

「気にしなくていいよ。それじゃ月曜日」

「おやすみ」

「おやすみ~」


家の中に入ればお母さんとお姉ちゃんが問い詰めてくる。

「さっきの子は彼氏?」

「結構イケメンじゃん」

「私が好きな人だけど、まだ彼氏じゃない。それとお姉ちゃんには渡さないから」


リビングから娘は渡さんと叫んでいる声が聞こえたが無視をすることにした。

「近いうちに紹介してね」

「もうこの話題は終了!」

そう言って自室へと逃げ込んだ

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る