第3話 金曜日

「なあなあ、冬樹。明日どんな服装がいいかなぁ?」

そんなことを授業中に聞かれても困るし…

なんならファッションセンス皆無な俺に聞かれても困る

「お前のいつも通りでいいと思うぞ。変に気合入れると引かれることが多いみたいだしな」

「わかった」

それ以降どんな服装にするのか考え始めたらしく一人でぶつぶつと何かを言っていた

こy…


「せんぱーい、お昼食べましょ」

お弁当を2つ持ってクラスへやってくる

「お友達いないの?」

「失礼ですね、お友達はいますけど旦那のところへ行ってきなって送り出されるんですよ」

「誰だ、そんなこと言ったやつ消すぞ」

「またまた事実だからって照れなくていいんですよ~」

「照れてないわ…」

はぁ、頭が痛くなってくる。

これ以上クラスに居て視線死線をくらうと絶命しそうだったのでそそくさと屋上へ逃げた


「お弁当です」

水金はすいねがお弁当を作ってくるという決まりになっている。

本来は生涯食事を作ると言われたのをなんとか週2まで抑えることができた。


「それよりも、お前照の好意に気づいていながらこれやってんだろ…」

「え~?何のことですか~?」

性格悪いなぁ。

「照どんだけ明日を楽しみにしてるか知ってるか?」

そういってさっき起こったことを話した

「キッモ…だから嫌いなんですよね。見た目だけで告白してくる同学年の猿みたいで」

「おい、猿て…。男はみんな猿だぞ」

「先輩はよくも悪くも私の外見に興味ないじゃないですか」

「まあ、ただよく絡んでくる後輩くらいにしか思ってないけど…」

「先輩が好きな私からしたら可愛い女の子に変わって欲しいんですけど…でもそれは先輩限定です!」

女の子は好きな人以外から向けられる好意は気持ち悪く感じるだとか、こんど家に挨拶に来てくださいとかいろいろと熱く語られた。


「昼休みが休まらなかった…」

すいねの話を延々と聞かされた挙句何故か両親に挨拶に行くことが決定した

「なあなあ冬樹。すいねちゃん俺の事なんかいってなかったか?」

言ってたには言ってたな。キモいって

だが優しい俺は何も言わない。

「なにも言ってなかったぞ」

「そうか~。昨日LONEで詳しい時間とかを決めたんだけどなぁ…」

といってそのトーク欄を俺に見せてきた。


『土曜日何時集合にする?』

『私は冬樹先輩と行くので来なくて結構です』

『照屋さんめっ。10時に集合だね』

『テレじゃありません。キモいので来ないでください』

こいつメンタルどうなってんだ…これが照れなわけないだろ

メンタルと言うより頭か。ハッピーセットなのか

「それで、10時集合でいいか?」

「俺もいかなきゃダメか…」

「じゃないとすいねちゃん来ないって言ってるし…」

もうあきらめろよ…

0%に近いぞ

「わかった。行くよ女王にも伝えといてくれ」

「来るのか?」

「すいねが呼んで了承してた」

「了解」

そう言って女王のほうへ歩いて行った。


「なんか、面倒くさい立ち位置に居るな俺…」


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どうもです。今日は1/3

そうあの有名ラブコメヒロインの誕生日ですね。

おめでとうございます。大好きです


関係ない話だなって?

そうだよ!

ってかこういう系って数話投稿しただけだとPVのびないよねw

俺だけだと思うけど。

始めたてで、書いてる方ガンバロール

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