幕間
現時点での成果物
木造の教室の中で、教師の発話とノートを取る音だけが響いている。時折他の生徒のいびきが聞こえてくるが、教師はそれを無視して淡々と説明を続けている。学校の授業というのは退屈な物だとつくづく思う。教師の間延びした説明を欠伸をしながら聞いていた。
欠伸が終わった瞬間、正にその時、俺は、この世界がもう少しで滅びる事に気付いた。理由は分からない。だが気付いてしまったのだ。
窓の外を見た。ミサイルか?いや何も無い。ただ青い空と白い雲だけが広がっている。太陽の膨張か?確かに太陽は燦々と大地を照らしている。だがその光が急激に強くなったわけでもなく、また人類が生存出来ない程に気温が上がり始めたわけでも無かった。
いや、違う。よく見ると青い空の中に赤い何かが煌めいている。
「ありゃなんだ?」
思わず声を上げた。教室の視線が突き刺さる。こっちではない、向こうを見ろと俺が指を差すと、視線は自然とそちらへ向かった。老輩の教師の声は何処か、室内の生徒達は全員窓へ近づいていった。
「隕石・・・?」
誰かが口にした。それは到底信じられない言葉であった。だがそれは通常の場合である。今正に実物としか思えぬものを目の当たりにして、信じない者は居なかった。教師は慌ててテレビを点け、何人かの生徒はスマートフォンで情報を探る。結論はどちらも同じであった。
『番組の途中ですが、ここで臨時ニュースをお伝えします。先程政府は、地球に隕石が衝突する事を発表しました。この隕石は極めて巨大であり、衝突時の衝撃で…その、地球が砕けるとの、事、です。…これは誤報じゃないのか?…し、失礼しました、正しい情報との事です。計算では後一時間で地球に衝突し、その場合、人類が生存出来る見込みは…』
テレビとスマートフォンの両方で、同じアナウンサーの発表が再生されていた。そしてその報道は突然途切れた。アナウンサーが暴れ出し、放送を放棄して逃げ出したからだ。
教室内が絶望に包まれた。今の放送が事実である事が理解出来たからだ。
次の瞬間に起きたのはパニックであった。生徒達も教師も全員が急いで教室を出て行った。机や椅子を蹴り飛ばし、転んで擦り傷を作る者も居たが、そんな事に構っている暇は無いというように全員が急いで出て行った。教室にはバラバラに倒れた机と椅子、散乱した教科書、そして俺と、俺の後ろの席に居た天乃声子だけが残された。
俺は、二人残された教室に呆然と立ち尽くしながら、同じく残された声子と目を合わせて言った。
「これからどうしたもんだろう。」
声子は答えた。
「まだ死にたくはないわ。とにかくあの隕石を破壊しましょう。」
無茶苦茶を言うな、と思った。俺はただの学生である。何か魔法を使えたり、異世界の住人の転生体というわけでもない。そんなただの人間に何が出来るというんだ。大体、あと一時間しかない。たった一時間で、どこに着弾するか分からない隕石を破壊しろと言われても、はい頑張りますと言って出来るようなものではなかろう。
俺は外をもう一度見た。赤い石が空に浮かんでいた。それは徐々に大地へと近づいている。
隕石を見つめていると、突然テレビから音がし始めた。あの騒ぎで誰も消していなかったらしい。そこには先程消えていったアナウンサーが、顔が真っ青で、目を腹して立っていた。目元には滴がまだ残っていた。
『さ、先程は、た、大変失礼致しました。え、えー、先程のニュースに、その、訂正が、ございます。後一時間で地球に衝突、とお伝えしましたが、こちらは誤報になります。』
俺は安堵した。それはそうだろう。地球に衝突する隕石があれば、全国各地の天文台が気付いてもっと早くに広報しているだろう。
『た、正しくは、後三時間で地球に衝突します。各国は、既に隕石に対し、ミサイルを発射しましたが、い、隕石の軌道は変わらず、・・・その落下速度も、一切変化無かった、との事です。』
誤報は時間だけかよ、と俺は心の中で突っ込んだ。そしておまけ程度に提示された追加情報が余りに絶望的であった。既に世界各国が手を打ち、それが失敗に終わったという事だ。
『み、皆さん、とにかく、慌てず、受け入れましょう。これは世界の、終焉です。生き延びる事は、出来ないでしょう。・・・さようなら。』
そして耳障りな砂嵐へと画面が変わった。
「・・・救いは無いのか。」
俺が嘆くと、彼女が呟いた。
「いえ、手はあるわ。」
「なに?」
俺は思わず聞き返した。
「何だその手ってのは。」
「さっきのニュースで言ってたけど、ミサイルでも壊せない隕石なんて普通は無いはずよ。とすれば何らかの特殊な隕石だと思うのよ。」
隕石は総じて特殊だと思うのだが、もうこの際そこに触れるのは止めておく。
「つまり、あれは伝説にあった炎の神なんじゃないかしら!!」
「理屈が幾つか吹っ飛んで無いか?何だよ伝説って。」
「ご存知ないの?この街の伝説。あんな有名なのに。」
誤解されると嫌なので断っておくと、決して有名では無い。この女がこの手の話を好んでいるだけだ。
天乃声子。オカルト好きで今時ウケ狙いとしか思えないグルグル眼鏡を付けた同級生。俺の幼馴染みでもある。この女は、昔から街の資料館やら博物館に通っては目を輝かせていた。その資料館で説明されていたのが、この街の伝説、かつてこの街を襲った危機に関する伝説だ。
『天から降り立った炎の神が地上を焼き尽くした。それを海の神が退治した。』
そのような話だったと思う。その海の神の使った槍が、この街の資料館に展示されているとかいないとか。昔小学校の頃に、社会科で見学しに行った記憶がある。
「あー、確か、炎と海の神の伝説、だっけか?」
「それそれ。その炎の神、この近くの資料館で、丸くて燃えている絵が描いてあった気がするの。丸、天から降ってくる、炎。つまり隕石よ!!」
正気で言っているのかこの女。
「正気も正気よ。」
心を読むな。仮に隕石が炎の神だとして、だからどうだと言うのか。俺が訝しんでいると、それをまた読み取ったようで、彼女が口を開いた。
「仮に隕石が炎の神なら、それを倒した海の神も本当に居たという事になる。とすれば、近くの資料館に展示されていた"海の神の槍"があれば隕石を破壊出来るんじゃあないかしら。」
俺は悩んだ。彼女の話には一理あるように思うが、仮定に仮定を重ねた論理だ。そんなあやふやな事のために動くべきだろうか、と。そんな俺の心を読んだ彼女は強い口調で言った。
「いい?今はそんな事言ってる場合じゃあないの。正に今世界滅亡の危機という時なのよ、出来る事、試せる事は何でもやってみるしかないじゃないのよ。」
彼女の言っている事には一理あった。確かに、今は正気かどうかを測る余裕は無い。かといってパニックに陥っても仕方がない。万が一、いや億が一、この事態を打開出来る方法があるとすれば、やるしかない。
「・・・分かったよ。やるだけやってみよう。それで、その資料館は何処だ?」
「学校を出て川沿いに十分程歩いた先よ。」
「よし、行こう。案内頼む。」
俺の言葉に彼女は頷く。そして教室に散乱した机を飛び越えるように廊下に出ると、二人で騒乱に塗れた街へと駆け出していった。
川沿いには人が溢れていた。どこに逃げれば良いかと慌てふためき泣き叫ぶ者、ここぞとばかりに簒奪に走る者、諦めて地に座し天を仰ぐ者、最後だからと川に入って泳ぐ者。様々な人が各々の終末を迎えんとしていた。
俺と声子はそんな人混みを掻き分けながら、資料館へと走っていた。
「ここよ。」
資料館の前で声子は足を止めた。資料館の周りも中にも人気は無く、誰かが出ていったのか、戸が開け放しになっていた。普通は受付で五百円支払ってチケットを買ってから入るのだが、生憎受付にも人が居ない。非常事態という事で、受付にそれぞれ五百円ずつ置いて、勝手に入らせて貰った。
江戸時代の蔵を改築して利用しており、雰囲気を出すために光量の少ない電球を使用していた。漆喰の壁をそのか細い光が照らしている。その壁に沿うように、少々場違いとも言えるショーケースが置かれており、その中にはこの地域に残されていた書物などが飾られていた。
「確か二階だったはず。」
声子の言う通りに順路を辿って二階へ向かった。
二階に上がった先には、まず掛け軸があった。二メートルはあろうかという縦長の大きなものだった。上の方には、鬼のような顔をした巨大な赤い男性が、火を纏い天から降りてくる姿が描かれている。その手には何か球状の物を携えていた。そして下の方には、それを迎撃するかのような格好で、同じく巨大な、こちらは女性の姿が描かれている。その手には槍があった。そしてその足元には木製の家々や蔵が描かれていた。恐らく当時の街並みなのだろう。この掛け軸こそが『炎と海の神の伝説』の書である。俺はこれを見て、昔見て少し怖くなった事を思い出していた。
「おお…改めて見ると何とも素敵ね…。やっぱりこの球状のものは隕石を指しているのよ。だからやはりこれは実際に江戸後期に起きた出来事なのよ。きっとその頃にも隕石が降ってきて、それを何らかの方法で迎撃した。そうに違いないわ!!そしてそんな事が江戸時代の人に出来るとは思えない。きっと宇宙人か何かの技術よ!!」
物凄い論理の飛躍があった気がする。俺は一人盛り上がる彼女を放って、二階の展示室を見渡した。例の槍を見つけるためだ。
だがそれらしいショーケースは何処にも無かった。
「…?無いぞ?」
「ハァ…素敵…。伝承、未知の技術、最高に神秘的ィ…。」
何かトリップしている声子に俺はもう一度言った。
「おい、無いぞ。
「…え?何が?」
漸く気づいたのか、声子がこちらを振り向いて言った。
「槍。それらしいショーケースも無いぞ。」
「槍?…ああ槍。…あれ?別の資料館だっけ?」
彼女は困惑していた。どうやら記憶違いらしいが、それは困る。彼女の記憶だけが頼りだったのだ。何とか思い出してくれと懇願すると、彼女は唸りながら捻り出した。
「んー…、ここじゃないとすると…。あー、四箇所くらい心当たりがあるんだけど…。」
彼女はこの街の資料館について話してくれた。その内容を整理してみる。
まずここが川沿いの資料館「一ノ瀬資料館」。一番街の外側にある資料館である。
ここから歩いて十分くらいの場所にあるのが「二宮資料館」。ここは古い家屋を補強した資料館で、展示物は少なく、どちらかと言うと資料館自体が展示物となっている。展示物が無いわけではないが、槍が置いてある可能性は低い。
次に近いのが「三枝展示館」。一ノ瀬資料館から歩いて約二十分くらいの場所にある。ここは一ノ瀬資料館と同じくらいの大きさで、内容も似ている。伝承にも触れているので、展示されている可能性はある。
次が「四谷博物館」。歩いて三十分といったところだろうか。これは俺も知っていた。この街で一番大きな博物館だ。歴史関係の展示物も多い。槍は見た事無いが、気にしていなかっただけで何かしら置いてあってもおかしくはない。
一番遠いのが「五十嵐資料館」。俺はここは行ったことがほとんどないが、声子は良く行っていたらしい。槍の実物が置いてあるのもここが一番可能性が高いという話だった。ただし問題はその位置。一ノ瀬資料館が街の南端で、五十嵐資料館は街の北端といった位置関係にある。歩きだと一時間は掛かるだろう。
「五十嵐資料館は遠すぎるな。」
俺の言葉に声子も同意した。
「そうね。でも一番可能性は高いわよ。」
「ただ時間が惜しい。まずは三枝展示館へ行こう。」
一番手近で、可能性がそこそこある。虱潰しに探すとループの回数が増えて俺達の気が滅入るので、可能性が高く近い場所から行った方がいいだろう。声子もその考えに同意した。
「そうね。本当は五十嵐資料館が一番いいんだけど…。」
俺達は二階の窓から外を眺めた。街の中は騒がしく、街の中央を通る広めの車道にも人が溢れていた。この車道沿いに歩いていくのが五十嵐資料館への近道なのだが、それは叶いそうにない。タクシーもおよそ通れるようなものではないだろう。
「どこに行くにも苦労しそうだな。」
溜息を吐くと、俺達は階段を降り、未だ人がいない受付の横を通って、喧騒の中へと戻っていった。
三枝展示館への道も五十嵐資料館程ではないが大きめの車道になっている。何処に避難するつもりなのかは知らないが、そこにも車と人が溢れていた。車のプップーというクラクションと、それに対する罵声が飛び交っている。騒がしい事この上無い。
道を塞ぐ様に天を仰ぎ見て立ち尽くす人々も居る。川沿いにも居たが、その時よりも明らかに増していた。走りながらその視線を辿ると、空の赤い石へ行き着いた。後二時間ちょっとだったか。ニュースが流れた時よりも大きく、近づいているのは間違いようである。怖くなる気持ちも理解出来る。だがそれでも立ち止まっている人々は今の俺にとってはただの障害物であった。
「邪魔だなぁ。」
俺は呟きながらそれを掻き分け走り抜けていく。
『ウダウダ言わない。今下手に人を怒らせると殴られるわよ。皆パニックになってるんだから。』
声子が脳内に語りかけてきた。分かったよ、と彼女に返す。
そういう訳で俺達は無言で走り続けた。辺りの喧騒はそのままだったので耳が痛くなったが、我慢するしかない。
走る事十分。俺達は三枝展示館の前に居た。歩きよりも早く辿り着いたが、代償として体力を大幅に消費した。二人とも冬だというのに汗だくで、体力が無い声子は座り込んでゼエゼエ息を吐いている。
「へぇ、へぇ、つ、つか、つかれ、た。」
「ま、まだ、ここからが本番だぞ。」
そう言って二人で展示館へ入る。そう、目的は展示館に着く事では無い。伝承にある槍を探す事だ。
息を整えて展示館に入ると、ここには受付が居た。逃げないのですか、と問うと、どうせ逃げる場所はないですし、と言われた。ごもっともである。逆に言われた。こんな時に来るなんてそちらも物好きですね、と。全くもってごもっともである。
受付が居るなら話は早いと、例の槍について尋ねた。だが、求めていた答えは得られなかった。なんでも、例の槍は、街の中の展示館・資料館を結構な頻度で渡り歩いているらしい。目玉になるからと場所を取っ替え引っ替えやっているらしく、ここにあった時期もあるし無かった時期もある。なので受付の私に分からないと言われてしまった。
最悪である。
中に入らないと、例え受付が居ても確認出来ないという事だ。
『量子力学かしら?』
『うるせぇ黙れ。』
疲れているんだから皮肉を言わないで欲しい。俺は心の中で呟くと、じゃあ行くかとばかりに展示館の中へ入っていった。
展示館の内装は一ノ瀬資料館と同様だった。人の気配が無いのも同じ。探しやすいのは有り難い。俺は順路を辿り、彼女は順路を逆走する形で、手っ取り早く一周するようにした。
無い。
俺の方は掛け軸のレプリカはあったが、槍は無かった。
彼女の方は何も無かったらしい。
「「はぁ。」」
二人で同時に溜息を吐いた。
「ていうかさっきの話だと、可能性もクソも無いわよね。何処にでも有り得るって事じゃないの。」
言われてみればそうである。という事は、無視した二宮資料館にあるかもしれないという事になる。
「…虱潰しに探すしか無いのか…。」
「そうなるわね…。」
「「…はぁぁぁぁ。」」
溜息は更に深くなった。
背中を曲げてトボトボと受付に挨拶した後展示館を出る。再び街の喧騒に紛れる。虚しさに包まれた心をその喧騒が傷つけていく。可能性があるのは後三箇所。どこから周ったものだろうか。
「こういう場合って…、なんだかんだ探した挙句、遠い場所にあったりするものよね。」
声子がボソリと漏らした。薄々そんな気はしていた。一番遠い五十嵐資料館、あそこにあるのではないかと。
「…行ってみるか?」
俺が言うと、彼女は力無く頷いた。
「でもどうやって行こうか。」
問題はそこである。街は時間が経つに連れて混迷の度合いを深めていた。下手に動けば人波に呑まれて本来行きたい場所に行けない可能性もある。車で行けばいいのだが、既に車道も人でいっぱいである。
「何とか走っていくしかないか…。」
幸い、まだ全く歩けない程の混乱には陥っていない。多少の時間は必要であろうが、何とか行けなくはないだろう。迷っている時間はない。時間が経てば経つ程動きづらくなるだろう。
俺と彼女は二人で何とか人の波を掻き分けながら走り始めた。
道のりは予想以上に険しかった。時間の経過に連れてパニックの度合いが増しているのが目に見えてよく分かる。それは即ち、形振り構わず好き勝手やらかす手合いの増加も意味するわけである。路上であんな事やこんな事をする者、大声で祈りの言葉を叫ぶ者、色々居る。俺にとっては全て障害物以外の何物でも無いわけで、とにかく掻き分けて進むしか無かった。
「ぎゃあ、何すんのよ!」
声子の声が響き、次にバゴンという打撃音が聞こえた。振り向くとそこには彼女と、地面に倒れ込んだ男の姿があった。頭を抱えて痛そうにしている。
「尻触られた。行くわよ。」
彼女はサラリと言うとスタスタと走っていった。体力は無いが力は強いらしい。怒らせないようにしよう。俺は彼女の背中を見失わない様に付いていった。
資料館の入り口に着いた頃には、残り時間は二時間きっかりとなっていた。時間を大分使ってしまった。すぐに資料館の中へ入る。受付には諦めの境地に至ったのかダラけている人がいたので尋ねてみると、見覚えがあるとの事。安堵した俺達は入場料を払おうとしたが、いいよいいよと入場券だけを渡されてしまった。申し訳ないが急いでいるのでそのまま行かせて貰おう。
あった。
人一人分くらいの長さを誇る、錆び付いた古い槍が、伝承について解説しているコーナーに鎮座在しましていた。助かった。
「これで何とかなるんだよな?」
彼女に問うと、彼女は両手を挙げて言った。
「さぁ。伝承の通りならそうだと思うけれど。」
「そりゃないだろ、お前が言い出したんだろう。」
「いやいや、まぁまぁ、見なさいなこの古さと大きさと造形。正しく伝承の槍って感じじゃない?」
「はぐらかすな。」
「ごめん。実際私はこれで何とかなると思ってるんだけれど、分からないことが一つあるのよ。」
「なんだよ。」
「これどうやって使うの?」
その場に沈黙が走った。
「…伝承にないのか?」
「…私が知る限りは。」
一つ解決したと思ったら、また別の問題が起きるというのは良くあることだ。今がまさにそれだ。次から次へと発生する問題を、果たして残りの時間で解決出来るのだろうか。俺達は頭を抱えて悶えた。
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