第2話 理由
「消滅…だと…?んなこと俺は、望んでねぇ‼」
「望んでなくとも、現実は変えられないよ。いい加減諦めたらいいじゃない?」
レオは
「
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「っく……???」
「眼が覚めた?」
「痛って…、あ」
「傷はもう癒えてる。あなた、よく
「その通りだよ…。全く、最近の奴らの血は濁ってやがる。あんまし飲んでも、ただ不味いだけなんだよな…、って、そうじゃなくて、何故俺を助けた?」
「…ただの気紛れ」
「気紛れな訳無いだろ。お前、ヴァンパイアのハーフだな?」
レオは観念したように溜息をつき、「ご名答。まあ、ハーフって言っても、
「…そのまま俺を殺しても良かったのに」
「言ったでしょ。私は人間。それにヴァンパイアハンターなんだから。
だから、あなたに吸血されたらダメなの。あと」
レオはその場を離れたが、直ぐに戻ってきた。
手には、幅が広いサーベルを持っていた。
「変なことしたら、殺すから」
レオは
誰よりも
「あ、そーだ」
レオは何かを思いつき、「ね、あなたさ、私達の学園に来ない?」
「…何を企んでいるんだ?」
「何も企んでないよ?それに、あなたと同じ
「嘘じゃないだろうな?」
「もちろん。
結構自信があるようだ。
Vtime 朝陽うさぎ @NAKAHARATYUYA
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