第1章 エロゲ主人公(TS)異世界に立つ!

第1話 空から少女(超絶美少女ボディー受肉オッサン)が降ってきた日…。

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーっ‼︎‼︎」


おっす!


オラ、田中。


酔っぱらって勢いで願った願望を、のじゃロリな女神様に叶えられ。


美の女神も羨むような、超絶美少女ボディーに受肉した—— エロゲと胃に優しい食べ物が好きな、享年36歳のTSっ娘だっ‼︎


訳わかんないだろ?


俺もよく分からないんだ。


そんな俺なんだが今——





「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーっ‼︎‼︎」


雲よりお高いお空の上から、地上にむかって落っこちている。


「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーっ‼︎‼︎」


何故、こんな状況に陥っているのか。


「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーっ‼︎‼︎」


それは…。


のじゃロリ可愛くてえっちえっちな幼女神ようじょしん様の仕打ちのせいだ。


「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーっ‼︎‼︎」


………。


のじゃロリ可愛くてえっちえっちな幼女——



☆★☆ TSF -〝H(TS)〟&〝H's〟☆★☆



さて。


何故、俺がお空の上から地上へと落っこちるハメになったのか…。


それは、幼女神様のお言葉を聞いて貰えれば分かる事だろう。



「妾が管理しておる世界の一つに、これからおぬしを送るのじゃが。そこはおぬしの元いた世界から見ると——〝まるでエロゲのような世界〟なのじゃ」


そんな夢みたいな事を幼女神様がおっしゃったのは、俺が馬鹿みたいにデカイ シュレッダーにかけられ。バラバラにされている最中の事だった。


「待って…女神様っ!ちょっと、まって…‼︎なんで俺…また、バラバラにされてんのっ⁉︎」


ガガガガガガッ‼︎—— と、小気味よく。軽快に俺を細切れにして行くデッカイ シュレッダー。


痛みは無い。


ただただ恐ろしいだけだ。


「ちょっ!女神様…これ、マジで…やばい。ら、らめえぇっ‼︎」


「アハハハハハっ‼︎」


エロティカルでバイオレンスな、のじゃロリ女神様にこんなにも酷い事をされて。憎いという気持ちが高まるどころか——〝好き〟という気持ちばかりが高まっていく。


そんな自分が、ただただ—— 恐ろしいっ‼︎


ただ、それだけだ。


………。


まぁ、それはさて置き。


デッカイ シュレッダーにかけられる。


果たして、この行為に意味はあるのだろうか?


あぁ、愛しの女神様よっ‼︎


答えをどうか、私にっ‼︎


Please tell me.—— 聞かせておくれっ‼︎


「ん?特に意味はないのじゃ」


ハアアアアーーッ⁉︎


意味はないらしい。


マジか…。


「ウソじゃ」


ウソかよっ‼︎


い、いや…。


ウソで良かった、よ?


「魂の状態のおぬしが新しい肉体へ受肉するには、一度魂を粉々にしての。新しい肉体へ流し込む必要があるのじゃ」


「へ、へぇ…」


そ、そうなんですかぁ…。


ちなみに、他に方法とか…?


「あるのじゃ」


あるのかよっ‼︎


「うむ。デッカイ ミキサーにかける」


「………」


一緒じゃねえか…。


「なにを言う。粉々にする方法など、大体どれも似通ったモノになるに決まっておるじゃろうが」


ふんすっ—— と、腰に手をやり呆れた顔で俺を…いや、アレは俺を見下している顔だ。


「ふっ…」


「っ‼︎」


は、鼻で笑われ…たっ‼︎


は、はぁはぁっ…‼︎


「いや、そうかもしれませんが…」


やべぇ…。


女神様が好きすぎて辛ぁい…。


「ほれ」


「あっ…⁉︎」


「ふふ…。良い子じゃから、おとなしく粉々にされるのじゃ」


そう言って、幼女神様は俺の頭の上に手を置き。慈しむようにナデ—— グっ!


ンガガガガガガガガガガガガッ‼︎


「アババババっ‼︎」


「アハハハハッ‼︎」


——る訳はなく。


力いっぱい押さえつけ、俺をシュレッダーに押し込んだ。



☆★☆ TSF -〝H(TS)〟&〝H's〟☆★☆



「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーっ‼︎‼︎」


お分かり頂けただろうか…?


なに?


幼女神様が残酷すぎる?


バカっ‼︎


お前、なんにも分かっちゃいねーよ。


そこが可愛いんじゃないかっ‼︎(恍惚)。


「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーっ‼︎‼︎」


ふぅ、やれやれ。


だいぶ地上も近づいてきたな。


さて、俺がお空の上から地上にむかって落っこちている理由だが—— よくある話だ。


いや、設定かな?


まぁ、どちらでもいい。


俺がお空の上から地上にむかって落っこちている理由それは—— この世界が〝エロゲのような世界〟だからだ。


………。


〝エロゲのような世界〟—— だからだっ‼︎


………。


あれ?


分かんないかなぁ?


映画やアニメやマンガなんかでよく、ヒロインが空から降ってきたりするよね?


するだろう?


うん、納得したね。


それでね—— エロゲでもよく降るんですよ。


うん。


ホントに。


だからね、俺も降ってこいって言われたの。


そう、女神様に。


愛を感じたぜぇ(ゾクゾクっ)。




いやぁ、それにしても。


ホント地上、近くなってきたなぁ…。


………。


これ、このまま地上に叩きつけられたら。


俺、死ぬんじゃね…?


「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーっ‼︎‼︎」


死ぬよね。


………。


………。


………だ。


誰かあああああっ‼︎


「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーっ‼︎‼︎」


ちょっ⁉︎


地上、近っ‼︎


やばっ!ちょっ‼︎待っ—— あ゛。


「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーっ‼︎‼︎」

 あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーっ‼︎‼︎

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る