5周目 あらすじ・人物・設定まとめ

※小説執筆のためのメモ書きです。時々、加筆修正していきます。

58話~75話に登場した人物、設定についてをまとめています。

これまでの内容をまとめているだけなので、読み飛ばしても大丈夫です。



*********主人公*********



【リヒト】


本作品の主人公。


今回の人生では事件などに巻き込まれないよう気をつけて、静かに生きていくことを決意した。


何事もないような人生を送ろうと、子供の頃に目標を立てた。


15歳までは、父親から農業の方法を習ったり、母親から料理の仕方を教えられて、色々なものづくりについて挑戦して学びながら、平凡な暮らしを続けてきた。


村の人たちから仕事を頼まれると、文句も言わず黙々と、得意の魔法を駆使して作業する。小さな頃から、多くの人達から頼りにされていた。


合間に時間を確保し、魔法の研究も進めて色々な魔力の使い方について様々な実験を繰り返す。そして、新たに考え出したのが、魔力付与という技術。


魔法に関する画期的な発見をしながら、どこにも発表せずに満足する日々。


15歳の時に、近所に住んでいる母親から子供に魔法を教えてくれと頼まれたので、引き受けることに。最初は、アルノルトという名前の子供が1人だけ生徒だった。


それから、魔法を教えて欲しいと、お願いしてくる人たちが増えていった。それで、アルノルト以外の他の子供たちや一部の大人たちにも、魔法の使い方を教えるようになった。


リヒトが26歳の時に、コルネリウスという人物が村を訪れる。


コルネリウスに誘われて、ロウノトア魔法学校で1ヶ月間だけ授業を受け持つことになった。リヒトの行った授業の評価は非常に高くて、約束の期間を伸ばして引き続き授業をやってくれないだろうかと頼まれたが、断固として拒否する。


王都で偶然、出会った同じ転生者のマリアという人物を村に連れて帰った。

2人で村に帰ってきてから、リヒトはマリアと結婚して夫婦となる。


それ以後も、村で魔法の授業を続けた。外から授業を受けに来た人たちに対しても、別け隔てなく授業を行った。


辺境村の魔法教師として有名になり、いろいろな方面から勧誘された。それを、全て断った。そして最後まで、勧誘を受けることは一度もなかった。


1年に1度ぐらいの頻度で、マリアと世界各地を旅した。しかし、必ず辺境の村へと帰っていく。他の場所に腰を据えて暮らすようなことは無かった。


リヒトは死ぬまで、生まれた村での生活を続けた。




・これまでの転生で主人公が習得してきた能力一覧


《言語能力》(どんな言葉や文字でも理解できる。しかし、実態は不明)

《魔法の知識》(異世界ファンタジー・魔法の世界)

《火の素質》(火に関係する魔法を習得するスピードが早くなる。火に関する魔法を使用する時には、威力がアップする)

《身体強化の魔法》(体の中の魔力を全身に纏って、身体能力をアップさせる)

《剣術の知識・達人》(剣を扱う技術がある)

《弓の知識・熟練》(弓を扱う技術がある)

《槍の知識・熟練》(槍を扱う技術がある)

《斧の知識・熟練》(斧を扱う技術がある)

《騎乗・上級》(馬に乗るための技術が)

《馬の知識・中級》(馬を育てたり、世話するための知識が豊富である)

《ナジュラ流戦闘術・達人》(体1つで戦い抜くための武術。身体能力がアップする効果がある。素手による格闘術として分類される)

《女性との接し方・熟練》(女性の好感度が上がりやすくなる)

《ナジュラ式性技・熟練》(ナジュラ族で代々受け継がれてきた、女性を悦ばせるための知識と技術)

《魔力コントロール・達人》(体の中に存在している魔力をコントロールする技術がある。魔力を全身に行き渡らせることは可能で、体の一部分に魔力を集中させる事も出来るようになった)

《指揮官》(部隊をスムーズに指揮することが出来る)


・今回の転生で主人公が習得、レベルアップした能力一覧


《農業の知識・熟練》(農業に関する知識と経験が豊富で、種を見ただけで育て方が分かる。未知の植物に関しては、予想ができる)

《料理の基礎》(家庭料理を作ることが出来る。料理をする時に使う、道具の名前、作り方を知っている)

《魔力付与》(物質に魔力を付与することが出来る)

《発明家》(新たなアイデアを閃きやすくなる)

《教育・中級》(人に何かを教える時、わかりやすく説明することが出来るように。対象の成長を促進する)

《ポーションの知識・初級》(初級レベルのポーションを作成することが可能。ポーションを使用したときの効果をアップする)

《明鏡止水》(心を落ち着かせる方法を熟知している)

《気配察知》(周囲の生き物の存在を感じ取ることができる)

《危機回避》(自分に危険が迫ると、直感的に感じ取れるようになる。第六感のような感覚)




*********5週目に登場したキャラクター*********



【ゼルマ】


主人公リヒトの母親。

料理が上手な女性。


赤髪で、背が低い。童顔で、年齢よりも若く見られる。


【マテウス】


主人公リヒトの父親。

無口で無表情だが、家族愛のある男性。


農業で鍛えられた、がっしりとした体。茶色っぽい黒髪。


【カール】


近所に住んでいる、老人の男性。

主人公のリヒトに農作業を手伝ってもらって、小屋を自由に使っていいと貸し与えた人物。


【カルラ】


近所に住んでいる女性。

アルノルトという息子がいる。

主人公リヒトに、息子に魔法を教えてと頼み込んだ。


【アルノルト】


太陽の光を反射するような金髪で、幼少期は周りと比べて背の小さな男の子だった。

成長して、背が高くなる。高身長で、実力のある青年となる。


主人公リヒトが、魔法の使い方を教える生徒。

5歳の頃から魔法を習い始めて、15歳の時に村を旅立った。


王都に到着すると、ロウノトア魔法学校に入学する。

しかし、その魔法学校のレベルの低さに愕然とする。

村で、リヒトから魔法について教えてもらって高めてきた実力が、評価された。


どこで、そんな魔法技術を身に着けたのか問われて、辺境の村のリヒトという先生に教えてもらっていることを先生たちに教えた。

こうして、リヒトが王都に来るキッカケを作った。


【コルネリウス】


王都ロウノトア魔法学校で教師を務める中年男性。実年齢よりも、年老いて見られることが多い。

貴族の次男坊で、魔法を研究するために魔法学校の教師となった。


伝説である、魔女マリアを崇拝している。

無詠唱魔法の再現を目指して、長年研究してきた。

そんな折に、アルノルトと出会って主人公リヒトの存在を知る。


辺境の村まで会いに行って、リヒトを王都まで連れてきて授業をさせることに成功。

村に帰ってしまったリヒトに代わって、彼から学んだ知識を生徒たちに伝えた。


【マリア】


転生者。主人公と比べて、10歳年下の女性。

両親が伝説の魔女マリアのファンで、偉人にちなんで名付けられた名前。


前世は、麻里亜という名前だった。転生後にも同じ名前となる。元学生。

神様から、丈夫な体とポーションを作る知識を授かった。


薬屋の一人娘として生まれた。

貧乏だったので、薬屋を繁盛させて稼ごうと必死になって父親が奮起する。しかし、薬の材料を採取しに行った時に無理をして事故死する。


その後、母親も同じように必死になって働き過労死した。


マリアが薬屋の状況を把握したのは、両親が亡くなってから後だった。

助けられたかもしれないと、後悔する。




娘のマリアが、両親から残された薬屋を引き継いだ。昔から贔屓にしてもらっている客に助けられてきたが、普段の稼ぎは少なかった。


彼女の作るポーションの価値を、あまり世間が理解していないから。このままでは、また借金が増えていってしまう。そんな時に出会ったのが、主人公のリヒト。


マリアの薬屋が宣伝されて、世間にも知られるように。それから、少しずつお客が増えていった。真面目に働き続けると、数年後には借金を返せる目処が立つ。


リヒトにプロポーズされて、借金を肩代わりしてもらうことに。お店も売り払って、王都を出る決意をする。


その後は、リヒトと辺境の村で静かに暮らした。そして、2人の息子と、2人の娘の計4人の子供を出産する。


夫のリヒト死後、子供たちや孫たちなど、周りの人たちに支えられて、幸せな人生を送った。


【伝説の魔女マリア】


ロウノトア王国で過去に偉業を成し遂げたと言い伝えられている、伝説の魔法使い。無詠唱魔法の使い手としても有名。




*********小説設定・名称*********



・ロウノトア王国


昔から、魔法文化の盛んな国だった。

国が主導して魔法学校を建て教育したり、魔法に関する様々な研究が行われている。魔法の最先端だと噂されて、周辺国からの評価も高い。


・トルアルカ


街の名前。主人公のリヒト、コルネリウスの2人が王都へ向かう途中に立ち寄った。数十年前に、土の魔法使いたちが集まって作り上げたと言われている。


・王都ロウノトア魔法学校


王都に昔からある、由緒正しい魔法学校。

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