第66話 運命とは不可思議なものである

り、梨沙の白い下着。しかもブラを外してるし・・


「す、すまん💗」


俺は慌ててカーテンを閉めようとしたが、運命の悪戯か、下に置いてある梨沙の着替えですべってしまった。


「どわぁ〜!」


「きゃあ〜! か、快ちゃん⁉︎」


まずいまずい! この感触は胸に手が直接あたってるって。


「あ、あん❣️」


え? 何すか?その反応。可愛すぎるんですけど・・ このままやっちゃおうってわけ? 外から見るとこの体勢、結構やばいよ?


「り、梨沙。俺・・・」


「は! か、快ちゃん! 早く出てって!」


「あ! わ、悪い!」


ふと我に帰った。いや、俺なにやってんだよ〜! 

さすがに羽目を外しすぎだ。いつもの俺に戻れ!


「り、梨沙、さっきは・・ 悪かった」


「もう〜! 快ちゃんったら極端です! いくら積極的でも限度があるでしょ?」


「あ、あれはたまたまなんだ。ほんとに悪かった」


「まあ・・ 別に怒ってないです」


「へ?」


いやいや、怒ってるでしょうが。怒りオーラ出てるんですけど?


「だから・・ まぁ快ちゃんだし・・ 許します」


「あ、ありがと」


「そのかわり・・・ ちゃ〜んと責任取ってね❤️」


「せ、せ、責任⁉︎」


「へへへ、半分冗談だよ〜❤️」


い、いや、半分ってなんだろ? 気になるな。


「その・・ とりあえず次はどこ行く?」


「私ね〜 あそこに行きたい!」


「え〜っと・・ あそこってどこだ?」


「へへ〜 まあついて来ればわかるよ」


「そ、そうか?」


こうして俺はなぜか噴水に連れてこられた。


「な、なんでここなんだ?」


まったくわからん。この噴水は毎日見てるくらいのものなのに。


「快ちゃん知らないの? ここは何でも願い事が叶っちゃう場所なんだよ❤️?」


「へえ〜」


なんか嘘くさいけど。まぁそんな意味もあるのかもな。この噴水ってすごく綺麗だし。


「そうよ? か・い・と💢?」


「・・って美香⁉︎」


「私もおりますわよ💢?」


「ゆ、結衣まで⁉︎」


「快斗💢?」


「快斗くん💢?」


『どういうことか説明して💢!』


運命とは不可思議なものである。

俺の場合、なぜか修羅場が多いですよ!





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