第一章 第一の密室

 一


 昨日の夜の、巫部さんと一緒に楽しく突いた鍋の余韻がまだ心に残ったまま、今回の事件の現場である群馬県の山荘へと共に向かった。K駅まで電車で向かい、そこからタクシーへ乗り込み、山荘まで歩いて行けそうなギリギリの距離まで運んでもらうこととなった。かなり奥まったところにその山荘はあるらしい。辺りはずっと生い茂った木々でびっしりと覆われており、天からの光は地上へと降りてこないからか、まるで真っ暗闇だ。車のライトが照らすのは、ひたすらに続く、道と呼ぶには最低限の道だ。

「かなり暗いですね、この辺」

 思わず隣に座る巫部さんへと話しかけた。少しウトウトしていたのか、「うむ」と眠たげなくぐもった声で返事をした。

「いやー、こんな奥まったところに、山荘があるのですか……」

 タクシーを走らせる運転手さんが言葉を発した。私はその言葉に反応し、ルームミラー越しに無言で頷いた。本当に、何故こんなところに。

「趣味に没頭するには、向いているかもしれないけどね。こんな場所なら、邪魔なんて、全く入らないだろうし」

「そうですね、定年後に、山荘に籠もって執筆とか、憧れますね」

「おや? その口は。君は物書きかい?」

「いえ、そんなんじゃありません。私はただの探偵です」

「探偵か……。随分とまた、珍しい職業だね……」

 運転手の声がすぼんだ。

「……ああ、何か、事件でもあったのかね……」

 運転手は何かを察したようだ。私はまた無言で頷く。

「そんな、推理小説の話のようなことが……」

 ……そう。山奥にひっそりと建つ山荘といえば、推理小説ではお馴染みの舞台だ。ましてや、密室殺人なんて……。

 やがて話題が尽き、無言の状態が続いた。それから数分ほどした後に、ガタガタと急に車が不安定に揺れた。どうやら舗装のされていない石の道へと入ったようだ。

「すみませんお二人さん。こっから先、かなり道が荒れているようでして。これ以上奥へは……」

 運転手が申し訳なさそうに頭を下げた。仕方ない。これ以上進んだら、最悪タイヤがパンクしてしまうかもしれない。

「大丈夫ですよ。こちらこそ、こんなところまで走っていただき助かりました。ありがとうございます」

「いえいえ、もし良ければ、帰りも是非ご利用ください」

 運転手が丁寧にお辞儀をし、胸元のポケットから名刺を取り出した。名刺を受け取り、私は運賃の八千円を手渡した。

「おや、随分と掛かったね」

 タクシーを降り、遠ざかった後に、未だに眠たげな巫部さんが呟いた。

「ええ、かなり奥まで入ってきましたね。スマホの電波もかなり怪しいですし……」

 これでは帰りにタクシーを呼ぶ手段が失われるのではと、思わず危惧してしまう。よく読む推理小説ではお馴染みの、クローズドサークルを思わせる雰囲気だ。

「では行きましょうか、巫部さん。足元、気を付けてくださいね」

 靴を履いていても、体重が掛かる分、どうしても大きめの尖った石が足へと食い込んでいく。刺さるような痛みと共に、この後に待ち受けるであろう事件に対する一抹の不安を抱えながら、木々の間からほんの僅かに見える山荘を目指した。


 二


 荒れ放題の山道を何とか突破し、目的の山荘へと辿り着いた。天へと高く聳える三角に尖った黒い屋根が特徴で、白い壁、茶色い木枠の窓と、なかなかオシャレな佇まいである。窓の配置から見るに、どうやら二階建てらしい。窓の周りを装飾するように、十字架のような模様がいくつか縁どられていた。この山荘の主は、キリスト教の信者なのだろうか。

「さて、今回の相談者を訪ねますか」

 巫部さんの声にハリが戻っている。どうやら、歩いているうちに目が覚めたらしい。

 巫部さんが私に、玄関のインターホンを押すように促した。促されるままにインターホンを押す。ゴーンゴーンという錆びた鐘のような不気味な音が響き渡った。

 玄関の門扉が重々しく開く。そこに現れたのは、スラッとした体躯の青白い顔の若い女性であった。

「はい、お待ちしておりました」

 少しカサついたような声である。私は一度も彼女と会話をしたことがなかったため、巫部さんが間を取り持った。

「電話でお話した巫部です。よろしくお願いします。そしてこちらは、同じく探偵の夏生です」

「夏生です。はじめまして」

「ようこそこのような場所までいらっしゃいました。では、どうぞお入りください」

 力のないか細い声で、現在の山荘の主である西山恭子にしやまきょうこは私たちを招き入れた。

「お邪魔します」

 玄関に入ると、障害物のない真っ直ぐの廊下と、いくつかの部屋に繋がる扉が目に入った。

 その中で、突き当たりにある扉を彼女はガチャリと開けた。

「すみません。一人になってしまってからは、色々と気力もなくなってしまって……」

 間取りとしてはやや広めの印象であるキッチンだが、かなり乱雑な状態となっていた。何とか食事はしているものの、その後始末までする心の余裕がないようで、テーブル、キッチンのシンクは、これでもかというほど汚れた食器で埋め尽くされていた。

「いや、本当にお恥ずかしい……」

 彼女の表情は、すっかり心ここにあらずだ。少し下を見ており、私たちとは目を合わせない。青白い顔には不釣り合いな、くっきりとした目の瞳は虚ろで、何も映していないように思える。

「いえ、あまり気にせず。こんな状況になってしまっては、どうしても難しいですよ」

 巫部さんが、彼女に優しい言葉を唱えた。その甘美な声の響きは、少しばかり彼女の心を震わせたらしい。顔を上げ、私たちを交互に眺めた。彼女とばっちり目が合い、その瞬間、彼女の瞳孔が大きく開いた。ようやく、私と巫部さんがイケメンであることを、認識したらしい。

「ああ、随分とお二人は、綺麗なお顔立ちなのですね……」

 今度は本当に恥ずかしいのか、耳までほんのりと赤みが染まった。


 三


「ここが、父が殺された部屋です」

 キッチンに入ってすぐ横の扉を指した。暖簾が掛かって目立たなかったが、その茶色い扉は随分と派手に破壊されていた。

「これは、どうしたのですか?」

 私は、見たまんまの感想を彼女へと投げた。

「扉が開かなかったので、叔父さんが破壊しました」

「なるほど。斧でも振りかざして破壊したのですか」

 話では伺っていたが、どうやら本当に密室だったらしい。鍵が掛かっていたのか、どうしても扉を開けることができず、倉庫に置いてあった薪割り用の斧を使い、破壊したようだ。木材の腐食が進んでいたからか、いとも簡単に破壊できたらしい。

「このとき、扉が開かなかったことを確認したのは恭子さんですか?」

「いえ。たまたま宿泊に来ていた叔父さんです。何度も開けようとしたのは側で見ていました。本当に、びくともしなくて……」

 その時の状況を思い返しながら彼女は答える。

「その叔父さんは今、どちらへ?」

「叔父さんは九州の方なんです。長崎か何処かの島だったような……」

 長崎とはまたかなり遠い場所である。当時の様子を聞きに行くには、どうにも時間もお金も掛かりそうだ。それでも巫部さんなら、何がなんでも絶対に行くだろうな。とそう思っていると、

「なるほど。わかる範囲で構わないので、お住まいについてもう少し詳しくお聞かせください」

 巫部さんはやはり行く気満々だった。長旅になりそうな予感がするので、大きめの旅行用バッグを用意しておこう。

「では、部屋の中を確認させてください」

「わかりました。どうぞ」

 恭子によって破壊されたドアはゆっくりと開けられた。扉の向こうの部屋は、どうにもねっとりとした異様な雰囲気を纏っていた。壁はどこまでも暗い黒色で光がない。部屋の真ん中に存在する黒い机には、如何にも怪しげな本、珠、カードなどが散らばっていた。恐らく呪術道具のようなものなのだろう。これは誰の趣味なのだろうか。

 その目線から心情を読み取ったのか、彼女は同じく黒い机に視線をやり、説明を始めた。

「この術具は、代々西山家に伝わる伝統的なものです。今は亡き父がこの道具を使って、毎日占いをしていました」

「毎日……」

 一体何を占うための道具なのだろう。たまたま目に留まったカードに印刷された、人とは思えぬ二足歩行の生命体で構成された謎の文様からは、全く想像がつかない。

「ここで父は、その日に全人類に起こる吉凶について占っていました。占いの結果によって、父の態度は変わっていきました」

 つまりこういうことだ。全人類にとって吉である結果であれば穏やかに、凶であれば激しく憤り、「鎮まれ、鎮まれ」と繰り返し呪文のように唱えていたという。

「この山荘は、いつ建てられたものなのですか?」

 巫部さんはこの山荘について、呪術を大成させるために建てられたと推測しているようだ。

「はい、この山荘は約五十年前に祖父によって建てられました。曾祖父もやはり山荘をお持ちだったのですが、天災により焼失してしまって」

 その焼失した山荘も、この山荘の近くに建てられていたようだ。どうやら、たまたまこの地に建てられたわけではないらしい。

「この地は占い上、何か神聖な地ということなのでしょうか?」

 私が尋ねると、彼女は何かを思い出そうと必死な表情を見せた。

「……ええ。たしか、父が読んでいた書物の中に、そのような記述があったかと思います」

「えっと、その書物というのは……」

「あ、すみません。この机に乗っているものではありません。随分昔に、父から聞いた記憶によるものです」

 申し訳なさそうに下を向く彼女に、巫部さんはやんわりと慰めの表情を向けた。

「いえ、ありがとうございます。ところで恭子さんは、お父様がやられていた占いに興味はあったのですか?」

 彼女は首を横に遠慮がちに振る。

「あまり興味は持てませんでした。というのも、この占いは、男性しか占うことを許容していないようでして」

 これには私と巫部さんは大きく驚いた。占いといえば、女性がするものというイメージがある。男性専用の占いがあるとは思わなかった。

「……なるほど。ということは、お父様がされていた占いに関する知識はあまりないということでしょうか」

「……そうですね。小さい時に何となく父に尋ねて、少し答えてもらったくらいしか、ないですね。先ほどお話した書物も、何処にあるのか全くわかりませんし」

「ありがとうございます」

 机の上に広がる占いに関する情報について、彼女から聞けるのはこれくらいになりそうだ。

 私は、少し間を開けてから、次の話題を切り出した。

「では、お父様が亡くなられた状況を詳しく教えていただけないでしょうか」

 巫部さんは私の目を見て頷いた。どうやら、遺体の状況を聞く準備が整ったようだ。

「はい。少し時間が経ってしまったのと、どうしても父の遺体をまじまじと見ることができなかったので、警察の調査結果に頼ってしまうところはありますが」

「ええ、結構です。わかる範囲で、教えてください」

「わかりました。父は、持ち手に派手な装飾が施された刃物で殺されていました」

「派手な装飾ですか。その刃物は、恭子さんは見たことがありますか?」

「いえ。恐らく、犯人が持ち込んだものだと思います」

「なるほど。刺されたのは何処になりますか?」

「刺されたのは背中でした。一刺しです。随分と深く刺さっていたようで、大量の血が流れていました……」

 その状況を思い出してしまったのだろう。気分が悪いのか、彼女の青白い顔がさらに青くなっていった。

「無理せずに。ゆっくりで構いません」

「……すみません。気を遣わせてしまって」

 生前は彼女の父が座っていたであろう椅子に、彼女は腰かけた。かなり年季の入った木の椅子は、ミシリと少し悲鳴を上げた。

「では、続けますね。父は、その一刺しの傷しか負っていませんでした」

「なるほど。抵抗したような跡は見られなかったということですか」

「そうなりますね。まるで、死ぬことをわかっていたかのような……」

 彼女は恐らく、電話越しに伝えた謎の書き置きを思い出しているのであろう。

「父の死は、決まっていたことなのでしょうか……」

「覚悟はしていたように、感じられますね。この死に際だけだと……」

 巫部さんは答えながら考え込む。抵抗がないということは、死を受け入れているとしか思えないのだ。

「死因は、失血死でしたか?」

 念のため尋ねる。もしかすると、毒で殺されたあとに刺された可能性もある。

「はい。失血死だそうです。毒の検出もなく、不自然な跡もなかったそうです」

「そうか……」と巫部さんは唸った。その唸り声もまた様になっている。私と彼女は揃って巫部さんの憂いを帯びた表情に見入っていた。

「ところで、お父様が亡くなったのはいつ頃で、そのとき恭子さんは何をされていましたか?」

「死亡推定時刻によると、父が亡くなったのは、十二月二十日の午前四時頃だそうです。私はその時間はぐっすりと眠っておりました」

「そうですよね。少しでもいいので、その時間帯に何か、物音がしたとか気付いた点はありませんでしたか?」

 彼女は申し訳なさそうに首を横に振る。

「すみません。寝室は二階にあるのですが、騒音対策のために、階段から一番遠い部屋で眠っていましたから。その部屋にいながら、さらに耳栓まで付けておりましたので……」

 随分と騒音を気にしているようだ。しかし、こんな寝静まる時間帯に騒音とはどういうことなのか。ましてや、こんな誰もいないような場所で。

「……騒音が何か、気になりますよね。実は、深夜の時間帯に、占いを始めることがあるのです」

「……なるほど。それは、対策なしでは眠りにくいでしょうね……。ちなみに、その占いって、どんな占い方をするのでしょうか」

「ええ、大きな声や、太鼓の音が聞こえてきます。時には、鈴の音まで……」

 なるほど。なかなかに煩い占いのようだ。あくまで推測だが、西山家に伝わる占いが男性専用なのは、性差別をしているからというわけではなく、どうやら信仰対象に届くような力強い祈りをするための体力が必要だからということなのだろう。

「ありがとうございます。恭子さんは、しっかりと騒音対策をしていたため、その時間はとくに音も聞こえず、ぐっすり眠りについていた。ということですね」

「はい。お役に立てず、すみません……」

「いえいえ。何時ごろ、お眠りになられましたか?」

「ええと、午前〇時ごろだったかと……。最後に、この部屋にいた父に声を掛けてから眠りました」

「その日、山荘にいたのはお父様と恭子さん、叔父さんの三人だけですか?」

「ええと、母方の従姉妹が来ていたのと、父の取材をしたいという記者が……」

「記者?」

「ええ、いかにも怪しい雰囲気の雑誌の記者でした。何だったかしら、たしか、『月刊 日本の信仰』とか、そんな感じだった気がします……」

 私と巫部さんは共に首を傾げた。……うーん、聞いたことがない。

「その方から名刺を受け取ったりはしていませんか?」

「ああ、名刺ですか。受け取っていますよ」

 彼女はキッチンへと戻る。食器が散乱する机の上から一枚の名刺を持ってきた。

「これです」

 彼女から名刺を受け取った瞬間、私はまるで電流が走ったかのような衝撃を受けた。

「ちょっと待って、え?」

「どうした夏生くん。知り合いかい?」

「巫部さん、覚えていますかね……」

 私は恐る恐る名刺を巫部さんに差し出す。私の手はあまりの衝撃により、すっかり小刻みに震えていた。

「鈴城……卓馬……。この名前は……」

「はい。半年前の夏鈴ちゃんの事件のときの容疑者の一人ですよ」

 巫部さんも、かなり想定外だったようで、酷く驚いた。偶然にしては、あまりにも唐突過ぎる。

「あら、お知り合いでしたか……」

 彼女も、それまた何とも言えぬ表情となった。

「鈴城さんって、どんな様子でしたか? 何か、違和感のある言動はされていましたか?」

 私は彼女に尋ねながら、半年前の鈴城の行動を思い返した。……あの頃は特に違和感のある言動はなかったように思える。

「そもそも、鈴城さんが怪しいという先入観がなかったのもあり、あまり意識はしておりませんでしたが……。そういえば、こんなことを言っていたような気がします」

 彼女は、記憶を辿りながら言葉を紡いでいぐ。

「私は、もうすぐ起こるであろう事件の匂いを嗅ぐことができる。この場は、少し匂いますね……と」

 これまた、随分と気になる発言である。鈴城は、半年前の事件も同様に、事件の匂いを嗅ぎつけたのだろうか。

「なるほど。一体どこから事件の発生を予想できたのか、気になりますね」

 彼女はコクリと頷く。

「ええ、父が殺されるだなんて、私には微塵も感じられませんでしたし。もしかすると、犯人についても何か情報を握っているのではないかと」

「たしかにそうですね。うーむ。現時点では、鈴城はどちらの味方かもわからない状態ですね……」

 巫部さんはどのように考えるのだろう。巫部さんの様子を伺った。どうやら私と似たような見解なのか、私の言葉に同意を示すように、そっと頷いた。

「巫部さん……」

「ああ、夏生くん。鈴城さんにも会ってみよう」

「僕たちのこと、覚えているでしょうか」

「うーん、どうだろうね。恐らく、覚えていると思うよ。あの事件は、大きな事件だったからね」

 巫部さんは、半年前の事件のときの様子を思い出そうとしているのだろうか、そのあとの言葉は続けなかった。考え込む巫部さんの代わりに、私は彼女と今後の動きを確認することにした。

「では、事件の詳細を確認していくために、事件当日居合わせた方の証言を集めようと思います。九州に住む叔父さんと、記者の鈴城さんは確認するとして、あとは恭子さんの母方の従姉妹さんですが……」

 従姉妹の話を持ち出した途端、彼女の表情が曇った。

「……ええ。話を聞くことはできるかと思いますが、まともな話を聞けるかどうかはわかりません……」

「……と言いますと?」意味を図りかねた私は、彼女に戸惑いの表情を向けた。

「私が言うのも何ですが、ちょっと変わった方でして。……ええ、父のやる占いに、ひどく興味を持っていたんです」

 なるほど。西山家に伝わる変わった占いに興味を抱くとは、たしかに、なかなかの変わり者かもしれない。彼女が酷く面倒臭そうな表情を見せたところからも、相当の覚悟を持って挑もうと決意した。

「わかりました。占いについても情報を集めたいと思っていましたので、差支えなければお話を聞きに行こうと思います」

「……はい、大丈夫だと思います。従姉妹に連絡しておきますね。きっと、占いの話ができることをとても喜ぶと思いますよ」

 彼女は、従姉妹の様子を思い出したのか、たっぷりの苦笑を交えていた。

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