か……カザトーーーー!!!!!
あんたって子は!! あんたって子はなんていい子なの!!
ちゃんとお父さんとお母さんがいて……温かい家庭で生まれ育って……恵まれた環境だからいい子に育ったのかな……抱き締めたい!! なんという安心感!! なんという安定感!!
あとすごい細かいところですが、カザトの家(住宅外観)、冬だから寂しい感じみたいですが季節がめぐれば色鮮やかになるのかな……と思うと一方モルトならどうですか……? なんかいつだかキルギやクロスがモルトにウィレみたいな自然はないと言ってた気がするけど私の勘違いだったらすみません……
作者からの返信
しゃしゃさん
お読みくださりありがとうございます!
カザトはいい子ですよ!最初からそうですし、きっとこれからもそうであり続けると思います!
何の変哲もない普通の家庭で、両親もとりわけ秀でた人物ではないけど良識のある人物でという点では作中屈指の恵まれた家庭だと思います!(キルギ、シェラーシカ、ラシン家、アクスマン、みんな片親がいないか両方死んでるという…)
しゃしゃさんよく覚えていらっしゃいましたね! このあたり、実はモルトと後々対比になるよう描いてます!
カザトの家は母親の趣味で生垣がつくられていて、そこにお花が植えてある(内側には親父の菜園もある)ので、温暖な春先から夏にかけては深い緑と、彩られた花の色が楽しめます。
モルトは公園などの人工物の緑はあるんですけどねー。そのあたりは次章で色々描きますので、どうかお楽しみに!
カザト、待っていてくれる家族がいて幸せですね。
親御さんからするともう戦場には出したくないんでしょうけれど。
守るべきものが「戦友」だというのもカザトらしくて良いですね。
戦争が進む中、お父さんの工場とか家族の生活も色々と変わっていくんですね。
自動車工場と聞いてもしやあの会社では、とか勝手に勘ぐってしまいましたが気のせいですね。ははは。
作者からの返信
千石さん
お読みくださりありがとうございます!
「ただいま」、「おかえり」が言える身のなんと幸せな事か。
カザトの夢もだいぶ纏まってきました。ただ、それが己の内側、腹の底に落ち着くにはまだ時間がかかります。
そして仰る通り、惑星ぐるみの戦争によってウィレに住む人々の生活は一変してしまいました。実はそれが本章のもう一つのミソだったりします。
ご安心を!お父さんの勤めている会社は、彼の企業ではありません。なので今回は、まだ大丈夫ですが……はてさて……。