そりゃぁ言えないよね。英雄になりたいなんて。
死に物狂いの相手に、命があること前提の動機なんて薄っぺらいと言われても仕方ない。
でもカザトの言い分も判るなぁ。
だから戦争はなくならないんだよね。
作者からの返信
御剣ひかる様
お読みくださりありがとうございます!
「純粋な憧れからの理由だっていいじゃない」と筆者は書いていて思ったのですが、むしろそれを言えなかったあたりがカザトの青臭さです(苦笑)。キルギバートにそれを見抜かれてしまったというところでしょうか。
攻め込まれた以上、守らなければならない。いつの時代もどうあれ、人は戦わなければならない。今回はそんな人間の行いを垣間見る回になりました。
うわ~~~~アーミーそんな仕組みだったのか~~~~!!
すべての制限を解き放つ!! 大事な決戦の時にここぞ!みたいでかっこいい!
にしても、なんだか切ないですね。イスラエルとパレスチナ、ロシアと北方領土、じゃないけど、モルトにとっては追い出された父祖の地でもウィレにはすでに新しい生活があって……この戦いはどこに終着点があるんだ……
作者からの返信
丹羽夏子様
お読みくださりありがとうございます!
まさにアーミーは鋼鉄の外殻を持った怪物なわけです。精巧な純機械のグラスレーヴェンと良い対比になってます。グラスレーヴェンのアシスト機能と同等のものも搭載しているようで……無敵を誇ったグラスレーヴェンもいよいよ王座陥落でしょうか?
そして戦う理由はいつの世も哀しいものです。モルト人にとっては、何もかも終わってないんですよね。宇宙に追い出され、200年も忘れられていた彼らにとって諦めることはできないんです。終わらない戦いはまだまだ続いていきます……。
戦う理由、戦いが始まった理由、二人の認識の違いが対称的ですね。
そしてアーミー! これは確かにモンスターですね。
キルギさん、頑張れー!
作者からの返信
千石さん
お読みくださりありがとうございます!
戦争がない限りカザトは戦う理由なんて持たなかったでしょうし、この点では戦争に身を投じたキルギバートとはかなり対照的になってますね。
アーミーは、これは化け物です……どんな原理で動いているのかはノストハウザンの戦いが終わった後に明かされます。
キルギバートも死に物狂いで闘っていますが、果たして。
次回もどうかお楽しみに!