第5話 べっど

まやは最近、時々ぼくの部屋のベッドで隣に寝るようになった。

もちろんシングルベッドだから、結構密着する。

いくら妹とはいえ、隣で女の子が寝ているのはとてもドキドキする。

ぼくのすぐ横で寝ているまや。かわいい。いいにおいもする。

それに対して、この布団は臭くないだろうか?少し心配になる。


まやは「猫」みたいだ。かわいいし、なつくし。

「なつく」という言い方には語弊があるかもしれないが。


まやがぼくの部屋に入ってくることは昔からあったけど、

ぼくがまやの部屋に入ったことは一度もない。


まやの部屋、どんな感じなんだろう……

やっぱり、The girls roomって感じなのかな……

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る