ヤっちまった。

勝成はマンションにミクを抱き上げながら入って行く。


ミクを大事に抱えあげ寝室のドアを

開けた。


「はぁー気持ち悪ぃーウップ」


ミクはムカムカ胸焼けみたいに

気持ち悪くなってきた。


「ミク?吐き気か?」


「う〜ん、カルピ〇飲んで

すっきりしたい。」


「えっカルピ〇‼、無いよ。」



「乳酸菌飲料が飲みたい‼

あと・・飲むヨーグ〇〇

あ、毎日1本ヤクル〇も‼」


「ちょっと待ってろ‼

乳酸菌飲料オンリーじゃんか‼

子供大好きなヤツやん。」


勝成はマンションを飛び出しコンビニに、駆け込み取り敢えず店員さんに出して貰い、乳酸菌飲料と言う物をしこたま買い込んだ。


幼稚園の遠足を思い出す。



ゴソゴソゴソゴソと荷物を抱え

帰り着いた。

寝室を開けると


ん?・・・ミクが居ない。

勝成は探したが居ない。


残る場所は・・・

「トントンミク?ミクちゃん?

トントン」


「ミクちゃん開けて」


「💩中」


「そ、そうか・・・じゃ終わったら

開けて‼」


「ウーいーっす‼OKOK」



ん?長くね?




「トントンミク?まだ?」

🐑💤🐑💤🐑💤


「ミク、トントン」


「ミク、ミクちゃーん。」

🌙๑˘˘๑*.。グースーピー


「ドンドンドン‼

ミク‼開けろー」

ドンドンドンドンドンドンドン

ドンドンドンドンドンドンドン


ガチャガチャ

ミクは、怒りながらバン

イテッ!ドアで頭をゴチン

中から勢い良くドアを開けた。


勝成の鼻には生まれたての

💩のかおりがした。


クッサ( •́ฅ•̀ )クッサ( •́ฅ•̀ )クッサツ


ミクはまたフラフラとリビングに

向かい、ヨーグル〇を見ると

ニッコニッコしてアレッ‼

ビス〇は?

ビス〇食べたい食べたい‼


食べたーい‼」


「はぁー、ビス〇?

一度に言えよ‼何箱」



「小麦胚芽入、イチゴ味、ヨーグルト 味あと色々あるから、ぜーんぶ

ぜーんぶた.べ.た.い.のー‼」


「色々って俺わかんない‼


勝成はまたコンビニに走る。

宝飾品や、バック、服、海外旅行

を強請られるのは良くあるが

ビス〇を、こんなに熱くねだられる?

30過ぎてビス〇かよ。」


店員さんに、子供さん病気ですか?

と心配された。


ガサガサと帰還

「俺、疲れて来た。」

ずっとミクを抱き抱えミクのパシリ



またミクは居ない。

飲み散らかした乳酸菌飲料


「おい、ミク 、ミク」



「ふうー

ため息さえ元気ねーよ

俺は疲れた。振り回されすぎ‼」


ベッドの床に・゜゜・。ポイッ

コンビニ袋を投げた。


《《ミクー買って来たぞー

ビス〇》》

と叫ぶ。ま、聞こえているだろう。

俺、もう疲れたクタクタ



上着を脱ぎネクタイを緩め

俺はベッドにゴローン疲れた‼

もう無理、限界‼ 時計を見る。


「もう1:00かー‼

眠くて眠くて俺は深ーい

深ーい(ΘωΘ)眠りについた。💤💤💤



ガリガリガリカリカリカリ

カリカリガリガリガリ

夜中に🐭か?🐿か?


微かに響く小動物のカリカリ

対応する元気もない。


カサカサ カサカサカサ

あーコンビニ袋に頭、入ってるな‼


耳鳴りのように耳に張り付いて

カリカリカリカリ


しかし体は寝ていて脳が起きている

状態、金縛りのように動けねー。



あーミク🐿かー

あーミク🐭かー


もう勝手にしてくれー




🤸‍♂️🌻☀️

「ん〜ハッ‼」

ミクはベッドの下からゴソゴソ

イタッ目に粉が粉が粉・・・って

ンショ、ンショ、ンショ

寝たまま横にヅレながらベッドの下から這い出でるのは、勝成が探して

た、ミクだった。


髪の毛には、ミクの大好きな

ビス〇の食い散らかした

粉・・・

そこらここらにお菓子の粉


恐る恐るミクはこの家の、世帯主の顔を見て・・・

「ゴク エエエッ?」

“ま、マジでっ“


抜き足、さし足、ソローっと

ソローっと

リビングには・・ハッ・

乳酸菌飲料の飲み散らかしたあと


٩=͟͟͞͞ シタタタタッ……トイレを探す

「うわぁー」

最悪↯↯

やっぱりやっちまった・・か?


成美にいつも叱られた。

食いっぱなしの、やり放題‼

人をこき使い振り回す。


ミクの酒癖の悪さは友人達にも

ウワサの華‼

開けっぱなしのトイレのドア‼


『ヤバいヤバい』

タレっぱなしの吐きっぱなし


「ハアー又やっちまったー」

謝るしかない。先ずは掃除掃除


1時間くらいで綺麗になった・・・が

勝成と、どう顔を合わせる?


『あの醜態は女の子として

どうなの﹏w』


穴があったら入りたーい‼

昭和初期の親父のようなミクを

あろう事か勝成に見られた。


💩は自動で流れていたが


きっと見られたに違いなーい!

臭われたに違いねー‼😨

そして・・・

( •́ฅ•̀ )クッサ( •́ฅ•̀ )クッサ( •́ฅ•̀ )クッサ

に違いない‼



ミクはベッドの下を綺麗に

フキフキ勝成の顔を見ながら

フキフキ、ソローリ ソローリ


カチャ

そろりと開けたドアの音に

う💦・・・息を止める。


スースース リズミカルな

勝成の寝息にゞフホッ


ミクは自分の体臭にウップ

仕方なく勝成が寝てるうちに

洗濯をした。


勝成は洗濯はクリーニング専門なのか洗い物は何も無かった。


使った後の無い洗剤、柔軟剤が

並ぶ浴室で洗濯しながら

マッパなミクが取った行動は・・・

風呂‼ 入浴‼。



シャワーにしようと思ったが

日本人なら湯船でしょうなぁー

洗濯から乾燥までたっぷり時間は

ある。


アンド、二日酔い。

少々頭痛。



勝成の寝室に行って


「ごめんなさーい」

と言って謝り逃げ帰る」


ミクのトンズラ計画‼

湯船につかりながらシュミレーション‼


まだまだ独身男は起きない。

休みは11:00か昼過ぎまで起きない

はず・・・?ん?



甘かった・・・か?

人の気配がする。


し━━━━━━━━━ん。


まぁ大丈夫かー‼

勝成も、若いのがいいはず。

拓哉と種類は一緒

心配いらね。(´ ’👅’`)ゝてへ☆

私なんて圏外、圏外‼


一安心


したのも、つかの間


カチャカチャカチャ

え鍵!

ミクは鍵を確認する。

かけてて、よかたーホッ



「ミク、おい、ミク‼

開けろドンドンドンドンドン!」


「ごめ、ごめんごめんなさーい」


「開けろードンドンドンドンドン」



「いやいや、無理だし、

スッポンポーンだしって‼」


「俺も入る‼ 」


(OoO;) ドッキー「無理無理無理」


「昨日俺をコキ使い

やがってー挙句に💩しやがってー

ゲロ撒き散らしやがってー

俺も臭いの‼たまらんの‼怒」


「直ぐ直ぐ交代するー

待っててー‼」


ミクは恥ずかしいやら

どうしたらいいのやらオロオロ


思い切って、ドアを半開き


「取って‼」


「何?」

「タオル‼ 取って‼」


「やだね」

勝成は脱衣所の戸を

グ━━━━━━━━━っと引っ張る。

力ずくでミクはぐぐぐとドアを

負けじと引っ張るが

スコーンとドアは簡単に

空いてしまう。


ありゃりゃー

パチクリスッポンポーン桶で

前を隠すしかない。


あ‼胸、ノパッ☆右手で隠す。



ハッ ホッ ハッ ホッ ホッ

手と桶でパッ パッ パパッ☆

なかなか至難の業


最後に、くるりんこ、おしりを

桶で隠し


「タオル、please」


後ろ向きのミクを後ろから勝成が

桶を掴みグググー負けじとミクもがっちり掴むグググーグググー

しかし⌒ポイッ

桶は飛んで行ったー。


ミクの体からシャンプーの香り

とボディソープの香りがする。


昨日の💩まみれの匂いとは全然

違う。大人のオンナの香り。


勝成は発情しそうな自分を押さえ


「ミク、決心して

俺が嫌なら帰れ。

俺と人生歩むなら、俺のモノに

なってくれ。」


えっ・・・と‼

一先ず湯船にポチャリンコ

ミクはがに股で湯船に突っ込む

まるでエリマキトカゲ



「・・・先ずパンツ履かないと!

2択で責められても・・・」


何故か勝成もボッチャリンコ

服ビッチョビチョ‼



「帰る・・か?‼パンツ無しで

パンツ履かず俺のモノになるか‼

決めろ!」


オプロの中でそれは反則

しかも抱き締めてくるし・・・


「えっ・・と勝成、合コンは?

あの彼女は?可愛い若い子‼」


「はぁー、関係ないだろ‼」


「アハ〜アレ〜エ‼」


自問自答する。

「彼が好きなの?私?

嫌いじゃない、嫌いじゃない‼


どうするの?」


迷いながら答えが出ない。

昨日、彼女と勝成を見てイライラ

したのは正直ある。


「彼が・・・すきなの?」

気にはなる存在であるのは

たしかだ。


迫る勝成に勝つ訳もなく

なあなあと事が進みアレヨアレヨと

言う間にミクは勝成とあろう事か

デキてしまった。

やっちまった・・


勝成は臭く無かった。

嘘だった、マッパだから簡単に

ヤラれた。




断れば済む事と、お思いでしょうが

あの体制で・・・ミクも理性がまけて

しまった。

久しぶり・・・だった。

もう、32だ、大人だし、それを理由にして、ヤッてしまう。


私もズルイ女かもしれない。

あなたにやられた、私ヤル気なんて

無かったのにと言い訳出来そうな

軽いオンナじゃ無いのよって

胸を張って言えそうな、そんな感じ



ベッドでアレコレ考えていると

「昨日ミク、女の子にヤキモチ

妬いてなかった?」


ニヤニヤしながら勝成が聞いて来た。


「ぜーんぜん‼

来てたのも知らなかったシー」


「嘘つけ‼」


「ホントつけ‼」


ᯣωᯣ じー


▔•ω•▔じー


「ゴメン知ってた・・・。」

嘘を付くには限界がある。

勝成の視線にはトゲがあった。

直ぐバレる嘘は付かない方が身の為だ‼

それ以上の対価を支払わされる。



ココは素直に認める


「てへ、バレてたぁー」

これくらいが歳下男を喜ばせる

テクかもしれない。

少しは可愛げのあるオンナと

思ってくれヨ!!












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