第11話ラーメン
「はい、らっしゃい」
相棒は、ラーメン屋で働いている、ここで、働いてお金を稼いでいる
こことーーー実家の「銭湯」ここで、お駄賃をもらっている
それはもちろんーーー貯金
ーーー先日、根拠が出た「残骸」を人に戻したら、「発達段階が一段階、「残骸化」した時より下がる」
つまり、人に戻すことはできるのだ
だとしたならば、--「その後」について考えることが必要だろう
そう「残骸」を人に戻した後ーーどうするのか、それを考えたらーーまずは欲しいものがある
ほしいというより、必要なものーーそして、「お金」
わかりきっていたことではある、「その後についてーーほんとは、うすうすわかっていた
短期間で、結果が出ることはない、と、コツコツ積み上げねばほしいものを、必要なものも何一つ手に入りはしない
「いらっしゃい」相棒は、サイコロ女を店内に引き入れる
(正直厄介な客が来たな)
笑顔の仮面の下で、そう感じる相棒
「そうねーーあなたは、「人生」って信じる」「?」
言っている結果がわからない、人生とは今生きてる道ではないのか
「人との出会いは「サイコロ」--あなたは「六」ね
ーージョーカー、「良くも悪くも変える、「激動」の目、あなたはなんで、はたらいてるの?あそこで」
「--俺は、「残骸」を人に戻す、そしてーーそいつを守り続ける
ーー俺の、先祖のかなえられなかった願いを果たすためにも」
「ふぅん、偽善者ね」
「偽善者ってひどくねぇ」
やっぱり苦手だと思う相棒
「私「金」が欲しいのよ「血まみれの金貨」
それを手にしたい」
「--やめといたほうがいいと思いますよ」
禁忌、には理由があるーー理由のない禁忌なんてない
だから、やめといたほうがいい、そう思う
「誰が何と言おうと手に入れるそう決めたのだからだから殺す
ーー私の「邪魔」をするものは殺す、、、何人であっても」
「母親でも、ですか?」
「っつ」--できるわけない、「母親」を撃ち殺すなんて、できっこない
「てめぇ、「残骸」は人と違うんだよ、もう、終わった人間なんだよ死ぬしかない、殺すしか救う方法はないんだよ、だったら金儲けに使って何が悪い、夢のために利用して何が悪い」
「--悲しいね」
まくしたて、つかんだ、えりをはずす(、、、俺は守るために)相棒はそっとえりをただす
(、、、腹立つ、あいつなんで、あそこで)
ーーー交渉決裂
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