ようごっ!
《獣人》…こう書いてビストと読む。
先祖は、遺伝子操作によって生み出された存在だが。
今現在は、普通に世界中に広まり、生活している。
それぞれ、元となった動物の特徴を持っている。
その特徴から、普通の人間よりも身体能力は高い。
身体能力の高さから、世界中に広まったが、快く思わない人間もいて。
場合によっては排斥に動くこともあり、世界はそのために混沌としている。
《スフィア》…自律振動水晶という。
何のエネルギーを与えずとも自ら振動している水晶を、球体に加工した物。
大小様々な大きさがある。
一見するとただの透明な水晶だが、起動すると自ら光を発する。
これを利用した、様々な物品が作られている。
動力源に利用されることもあるが、直接使うことも可能で。身体能力向上。
レーザーを放出したり、バリアを張ったりすることができる。
だが、このように扱うのは難しく、技術がいるため。
大抵は様々な道具の動力源として利用される。
《マキナ》…スフィアを動力源にした機械。
様々な形態を取っていて。
巨人のようなロボットの姿をしていたり、巨大な動物の姿をしていたり。
巨大な艦船、航空機、戦闘機であったりもする。
小さければ、レーザーセイバーのような道具になっていたりもする。
スフィア単体を直接使うのではなく。
用途が決まっているこの形態は、専用で扱いやすく、広く普及している。
なお、動かなくなると、普通に残骸になってしまうが。
スフィアは非常に再利用しやすいため、頻繁に回収されることがある。
《レーセ》…レーザーセイバーの略称。光の刀身をした剣のような道具。
主な使い道は、物の破断と溶接、熱による破砕などであり。
これ同士での切り合いは想定していない。
これは、説明書にも書いてあり、危険行為とされている。
刀身は、単なる光を集めたものではなく。
フォトンシールドとレーザーを用いて、形成している。
切り合うと、干渉して弾くことがあるが、危険であり、主に行われない。
主に溶接工が用いて、他はスフィア狩りを行う面々がよく携帯している。
《盾》…正式名称は不明だが、アイギスと呼ばれる代物。
10.1インチテレビほどの長方形であり。
中央にそれなりの大きさのスフィアを搭載している。
バックラーのような扱いが想定される盾。
だが、単なる盾ではなく、AIが搭載されていて。
自ら思考し、時に持ち主に助言をすることもある。
スフィアのコントロールも行い、かなりの広域にバリアを形成できる。
また、自らにもバリアを張れて、文字通り盾としての機能を有する。
他にも、スフィアを通じて色々できるようで。
マフィンから十徳盾と呼ばれたりもする。
マキナに分類されるが、形成過程は不明。
主人公の持ち物である、思い出の品の数々が融合して形成されたと思われるが。
詳細不明。
その点がブラックボックスになっているらしく、量産は完全ではない。
解析された情報を元に、量産された物は、一部帝国に使用されているが。
完全な性能を示すことはできないでいた。
オリジナルは元々は帝国内に安置されていたが、主人公の覚醒と共に、起動。
呼び寄せられて、以降主人公と共に行動するようになる。
《帝国》…世界を統一しようとする組織。
普通の人間だけで構成されていて、ビストを認めない。
あるいは、排斥をしている。まさしく、人間だけの組織。
巨大であり、首都は大陸の中央に位置していて、巨大な壁で囲まれている。
他は、強大な軍事力を展開させて、容易に攻撃されないようにしている。
だが、巨大な壁の中にあるシステムを逆手に取られ。
内部から破壊されてしまい、崩壊。
その隙を一斉に攻撃されて、分裂してしまい、戦争が終わる。
《共和連邦》…世界を取り巻くもう一つの組織。
ビストと人間の融和を志しており色々な人種、種族から成り立っている。
技術力もあるが、帝国とは劣勢であり、攻略できないでいた。
主人公が登場することにより、覆し、見事帝国を倒すことができ。
結果、世界を平和にした。
主人公たちが所属する。
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