「No Title」

まだ タイトルも付けていない

何も書いていない 書かれていない

真っ白な文書1を眺めながら

毎日の日記を書く

今日は何を書き残そう

今自分の心のなかにあることは何だろう

それを探りながら キーボードを叩く

思ったことがそのまま書き上がることもあるし

思いもよらないことが書き上がることもある

偶然にしては出来すぎているような気もするし

必然にしてはあまりにも安易すぎるような気もする

それでも 一瞬でも静かに

「内」に向かう時間

それが 実質たった10分でも 15分でも

私には価値あること


ルーンよ 

我に必要な「道」を

月の光の浄化とともに

我が前に指し示せ

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