言い寄られた結果、必ずしも幸せになるとは限らない。それは今までの源氏物語でも何度か書かれてきましたが、中でも今回は、自ら死を選んだことで、特に悲劇性が強いような気がします。
今後も話は少しだけ続きますが、浮舟ちゃんが死を選ぶほど思い詰めてしまったのは、紛れもない事実なのですよね。
男達ももう少し、彼女の心のケアができていればと思わずにはいられません。
特に匂宮。一番の戦犯はお前だ( º言º)
作者からの返信
おっしゃるとおりです。
匂宮は戦犯です!!
純粋に愛したのでもなく、薫のものを盗りたかった自己顕示欲の果ての行動。
そして薫も大君の身代わりとして接し、大君とは違うと嘆く始末……。
浮気を知ったあとは浮舟を責めて、屋敷を武装化。
追い詰めるなら匂宮にすればよかったのにと思うのは現代的な感覚なのかもしれません。
ひたすら悲劇ですね……。
嫌な予感はしましたが……浮舟、かわいそう……(TдT)
作者からの返信
本当にそうです。
彼女だけがこんなことに……。
薫も匂宮も自己主張をするだけでなく、
浮舟がどんな想いでいるか少し思いやってくれればよかったのですけれどね……。
ばびぶさま、たくさん読んでくださりありがとうございます。
(もうすぐ終わっちゃいますね……)