「プライドを保って、せめて自分だけは結婚しない」との大君の決意が、「ものを少しでも食べない」に変わる、つまり拒食症となる。
結婚拒絶が食事拒絶になる、つまり生きることへの絶望にまでつながってしまう。
これも、父八宮が東宮候補になりながら、光源氏の復権で、絶望の淵に落とされた恨みからの「絶望教育に由来する」とする研究者もいます。
閉ざされた宮廷社会に生きる人にとって、プライドを守ることは、まさに「死活問題」のようです。
作者からの返信
現代を生きるワタシたちにとって身分社会や高貴なプライドはなかなか理解しづらいですね。
「結婚しない決意」が「拒食症」につながる「絶望教育」
「生きることへの絶望」とはなんとも辛いですね……。
途中までは上手くいきそうだなって思いながら読んでましたが、どうやら雲行きが怪しいみたいですね。。。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
作者からの返信
そうですね。匂宮&中の君、薫&大君でカップリングできそうな気もするのですけれどね。
まあ、男子側が女子の意向も確かめずに勝手に突っ走っているのですけれどね……。