ピカソのゲルニカを評価した人は、結果的に見る目があったと称されますが、一つ間違えば異常者扱いだったと思います。
型破りなものについては、創作する者・評価する者とも自信と思い切りが必要です。時代性によって認められたり認められなかったりはあるけどね。「生まれる時代を間違えた」なんて称される偉人はいますね。ネット小説の世界でも、自分でそんなことを宣っている人がいましたが、46憶年前ぐらいに生まれるのがよかったのかもね(おいおい)
いずれにせよ、アバンギャルドなギャルはキライじゃないです。何となく。
作者からの返信
型破りな新しいものは常に否定、疑心から入りますからね。
近江の君のキャラクターは当時の上流階級でどう受け止められたのでしょうね。
行儀作法、無教養さにあきれ果てたか
身分が下だからそんな程度でしょと高みの見物だったか
拙作では好意的に受け入れられているようです。
正統派ヒロインの中で際立つキャラクター
シリアスモードの物語の中の幕間のようなコメディパート
紫式部センセイの構成力、設定力のすさまじさですね。
常夏、完結お疲れさまでした。
不思議な余韻を残す玉鬘十帖、そのコメディーパート。いやはや、読み手の心をがっつりつかんで離さない事です^^;
以降はしっとり目? に続いて行きますからね……。巧みな構成に、改めて舌を巻きますね。このあとはしばらく、こまちちゃんも落ち着いてお話を聞くことができるかしら……。
いや、どこに引っかかるか、そこは高校生の感性。分からないですけど^^;
作者からの返信
シリアス展開で深刻になりがちな大長編ですけれど、ときおり挟み込まれるコメディーパートは和みますね。
こまちちゃんは近江ちゃんパート気に入ったようですよ。その前の「玉鬘ちゃん源氏の愛人」構想はね……、握り締めたステンレスボトルが凹むんじゃないかと心配しました。(ボトルの心配!)
今はとなりで涼しい顔で『こまちレポート』仕上げています♬
地名の多さで競う。小説の三文話や四文話みたいに、地名を入れるってルールがあったらよかったのですけどね(;^_^A
無茶苦茶な和歌とお手紙は、きっと当時の読者にも強い衝撃を与えた事でしょう。
だけどこういう王道からずれた人の方が、読んでいて楽しいものです!(^^)!
それにしても、紫式部先生はズレた和歌を考えるのに苦労したのではないでしょうか?
ただ変な歌と言うだけじゃなく、真剣に考えた結果おかしくなってしまった歌でないといけないわけですから、さじ加減が難しそうです(;・∀・)
作者からの返信
和歌としての雅や素晴らしさでなく、地名の数選手権(?!)なら優勝ですね(笑)!
無月さんのおっしゃるとおりです。
あたりまえですが、すべての和歌を紫式部センセイが作っています。和歌のうまい人、そうでない人、キャラになりきっての和歌詠みはスゴイですよね。
和歌の名手の六条御息所が源氏と別れるとき動揺してしまっていつものような上手な歌が詠めなくて平凡な歌を作ってしまったというのも離れ業だと思います。
今回も無月さんの分析どおり、近江ちゃんは真剣に詠んでいて、でも第三者から見ると「なんじゃそりゃ?!」と思ってしまう歌ですものね。ただ上手な和歌を作るより数段高いスキルだと思われますね。
毎日すぐにコメントくださりありがとうございます。
やっぱりあの歌は、作中でもかなり特殊なものとして受け取られていたのですね。和歌が身近にあった当時としては、今を生きる自分達よりもずっと、凄いのがきたなと思ったかも。
ですが洗練された女性達の中に一人だけ破天荒というのも、見方によってはヒロインの素質は十分だと思います。
現代だと、イケメンから「おもしれーやつ」なんて言われちゃうかも(*´艸`)
作者からの返信
あの歌はかなり特殊ですよね💦
上流階級の雅なお歌を贈りあっている皆さまにとっては「想定外」の歌だったでしょうね。(そもそも歌ではない?!)
確かに現代では正統派美女がいながらの個性的キャラで人気ナンバーワンのイケメンとのやりとりが繰り広げられるなら楽しいラブコメのヒロインになれそうですね!
無月さん、よかったらぜひ執筆なさって♬
いつもいつも丁寧で楽しいコメントをありがとうございます。
>地名の多さを競っているわけではありません
(笑)
それはそれで面白そう!
>女御様と破天荒な近江ちゃんのご対面
どうなるのか楽しみです!
((o(´∀`)o))ワクワク
作者からの返信
女御さまの女房のスキルの高さ!
(え? 違う?)
女御さまと破天荒近江ちゃんのご対面
具体的にどんなだったか知りたいのですが、
記述がないのですよね――。
想像するしかありません💦