責める周りよりも、気遣う朱雀帝の方が、朧月夜にとってはよっぽど堪えますね。
それにしても朱雀帝、いい人過ぎますよ。いい人はいい人であるが故に損をするというのはある種のお約束ですが、この時代からの伝統なのかもしれませんね。
朧月夜。お願いだから、夫の為の涙を流して(´;ω;`)
作者からの返信
朧月夜さんのような自分に自信があるタイプさんは女性陣からの非難なんて平気でしょうね。SNS炎上だってエゴサーチだってへっちゃら。
いっそ朱雀帝にも「なんてことしてくれたんだ。私の妃なのに」なんて責められればいいものを、自分(朱雀帝)の存在があなたたち(朧月夜と源氏)の仲を割いてしまっているようで申し訳ないなんて思われればそりゃ堪えますね。
こんなに人を思いやれる優しい旦那様を裏切ってはいけません。源ちゃんも朧月夜ちゃんも「自分が楽しいのがイチバン♬」タイプですからね。少しは周りの人の気持ちも思いやりましょう。うん。
朱雀帝、こんな状況になっても源氏や朧月夜を責めないだなんて。
もしや彼は、当て馬キャラの元祖なのではないでしょうか?
昨今ありとあらゆる作品で、メインヒーローよりも素敵なんじゃないかと思う当て馬キャラを見かけます。
朱雀帝は、間違いなくそのポジションですよ( ;∀;)
作者からの返信
若いころ『あさきゆめみし』を読んだときは朱雀帝にあまりいい印象を持たなかったのですが、最近は彼の見方が変わりました。
弟の源氏に学も芸も(ビジュアルもかな)引け目を感じているし、自身の器量をわかっている。母親の決めたこととはいえ、自分が源氏と朧月夜の仲に割って入ってしまった感がある。ふたりに申し訳ない。
こう思える朱雀帝は素敵なオトナ男子ですね。そっか、当て馬キャラ。「こっちにしておけばいいのに~!」と思わせる「こっち」さんですね。
>歌人の俵万智さんは「あの天下の光る源氏がアタシに溺れたのよ」くらいは思っていたんじゃないかと書いています。
うわあ……((((^▽^;
芸能人とかでも交際発覚してバッシングや嫌がらせを気にしない女性(某キムタクの奥さんとか)もいると聞いたことがありますが、そんな感じだったんですかね💦
朱雀帝の優しさと寵愛を受けて、申し訳なさを感じたんだったら、源氏とは関係を絶つべきでしたよね。
当事者たちは結局繰り返しても、当時の読者は、「ああいうのはいけない」って肝に銘じたかもですね(^^;;
作者からの返信
バッシングから逃れるように京からいなくなった源氏は今でいうとスキャンダル記事が出て自粛して表に出てこない某芸人のようですよね。
それに引き換え宮中に残っている朧月夜さん。
皆からのバッシングの集中砲火を浴びますが、よよよと泣き崩れるような女性ではないようです。そんな女性ならこんなスキャンダル引き起こしませんものね。
バッシングなんて気にしないし、「超絶ハイスペックイケメンに愛されたわたしもハイスペック美女よ。あんたたちとは格が違うわ」なぁんて思っていたかも。
俵万智さんは「朧月夜にとってはオンナの勲章」とまで書いています。
ものすごい自信ですよね。強い女性ですね💦
そんな朧月夜さんも朱雀帝には申し訳なく思っていた。
そうですよね。申し訳ないと思ってたんなら結婚後だけでも源氏とのつきあいはやめるべきでした。でも似た者同士は流されちゃった。
やれやれですね。
当時は帝の女御を帝と帝の息子(母は別の人)で取り合ってどっちとも子供を作ったりとか結構えげつないというか「そういうこと」に対して奔放だったようです。もうね、よくわかりませんです💦