応援コメント

10.1 六条御息所の決断」への応援コメント

  • 御息所さんからしたら、元春宮妃の自分の「格が下がった」と。
    身分の高い女性も身分が邪魔して素直になれなかったりなのですね。
    しかし、生き霊にまでなるヤンデレヒロイン……怖すぎですね!
    源氏の正妻にもしなっていたら、悪いけど恐ろしいですね💦

    ここで退場しようと決意したのは余程のことで、よく思い切ってくれたと思ったら、そ、そこへ源氏が現れ……
    お前ー! のこのこ現れて大丈夫!?📢(^▽^;

    作者からの返信

    なんかさ、御息所サン別れるとか言い出してさぁ。
    たぶん拗ねちゃっただけだと思うんだけどな。
    ほら葵の上のこともあったしな。
    だから今日は時間をかけて話をしようと思ってきたんだけど、

    え? かがみ、なに言っちゃってんの?
    大丈夫もなにも俺たち付き合ってんだし問題ないだろ??


    こ――んなカンジでしょうか💦
    御息所さまの「もうこれ以上はムリ!」というテンションとはあきらかに違うでしょうね。

    そういえば葵の上も「春宮妃になるはずだったのに」源氏と結婚させられました。御息所さまも「元春宮妃のわたくし」がなによりのプライド。
    「春宮妃」って相当のステイタスなのでしょうね。
    なりたくない生霊にまでなってしまった御息所さま。
    葵の上に対しては加害者でしょうけれど、ある意味彼女も「源氏の奔放な恋愛遍歴」の被害者かもしれません。

  • 独占欲、とでも申しましょうか
    それとも承認欲求?
    違いますわねえ、言葉ではなかなか表現しづらい六条御息所の心

    で、源ちゃんは「いよぅ、来ちゃったよ」などとお気楽な表情で現れたのかしら♬

    作者からの返信

    ぷぷぷ。源ちゃんのセリフに笑ってしまいました!
    「ね、ね、すねちゃってんの?」
    「そんなキミも可愛いよ(^_-)-☆」
    くらいなものでしょうか💦 やれやれ。

    いくら一夫多妻という制度でもやはり人の独占欲は抑えられないのかもしれません。
    いえ、独占が叶わないからこその欲であり、満たされないゆえの怨念なのかもしれません。

    本当に人の情ほど恐ろしいものはありませんね。しみじみ。

  • 当時の恋愛・結婚事情において必ず考えねばならない『格式』ですが、ここは格式へのこだわりは捨て置いて女性のコイゴコロと捉えた方がすとんと腑に落ちる私です
    (*´ω`*)
    愛ゆえに嫉妬して、取り返しのつかないことをしてしまった六条御息所。後の芝居で生霊のお面が作られたのですけど、それが2020年の日本人にとって『般若』と言えば誰しも思い当たるあの顔のルーツと言われています。
    現代まで残る執念。あなおそろしや。

    作者からの返信

    結婚や家族の形態が千年のあいだに様変わりしても
    人を想う、愛する、憎む、そうした気持ちは変わらないということでしょうか。

    げにおそろしきは生霊まで作ってしまう人の強烈な想い。

    六条御息所さまだって望んでもいなかった結末を想うと、
    彼女も哀しい想いをした被害者ですよね。
    加害者でもありますが。

    源氏物語は「愛や恋の喜び」より「愛や恋の哀しみ」が描かれますね。
    しんみり。

  • 当時は一夫多妻だったとはいえ、やはり恨みや嫉妬は存在する。というより、現在その制度がなくなったのは、こんなのは嫌だという女性達の思いが何百年もの間重なり続けたからかもしれませんね。

    六条御息所を見ていると、女と同時に男の業を思わずにはいられません。

    作者からの返信

    当時(というか歴史的に見てかなり長い期間)後継ぎのために側室制度を設けて一夫多妻制でした。女性の辛さや想いなどは軽視されていたというか、人権もなかったのかなぁとも思ってしまいます。

    本当ですね。女性だけでなく男性も、そして人の業の深さを思い知らされますね。千年経って一夫一婦制になってもそれは変わらないですね。

  • 形はどうあれ、葵の上の死の原因となった人を正室にするというのはさすがに……。
    もし実行していたら、平安時代の読者から批難されたかもしれませんね。

    誰も幸せになる未来が想像できませんし、これでまたよかったのかも( ̄▽ ̄;)

    作者からの返信

    六条御息所本人も信じたくはないけれど自分が生霊になってしまったらしいと思っていますし、源氏も目の前で葵の上が六条御息所に憑かれたのを見ていますからね。正室の話はないでしょうね。
    無月さんのおっしゃるとおり、このまま正室になっても誰の幸せも見えてきませんね。

    御息所さまも辛いですが、ここは源氏との関係を断ち切る決断が
    「悪い展開のなかでのベターな決意」のような気がしますね。