最初に積極的なアプローチをしてきた夕顔さん、実は癒し系ですよね。
正妻葵の上は冷たいし、六条御息所は疲れるし、空蝉とは会えないし……といろいろ重なると自然と夕顔さんに気持ちが移っていくのは理解出来ます💦
身分の低い格好で会いに行くのも、源氏本人は盛り上がりそうです。
そして、頭中将の話していた撫子説につながるかも!? なのですね!
だとしたら、夕顔さんにしてみれば寂しかったのかな。頭中将も超絶イケメンだったし。そして、思わず源氏に声をかけてしまった?
物の怪に取り憑かれて突然死💧💧
実際のモデルケースがあったのですね!:;(∩´﹏`∩);:
源氏物語って所々こういうホラーな場面もあって、読者は飽きなかったんでしょうね!
作者からの返信
そうだったみたいです。
だから当時の読者は「ああ、あの事件がモデルね!」って
わかったんでしょうね。
話はずれますが、桐壺帝と桐壺の更衣もモデルがいるそうですよ。
そういうモチーフは利用しているから読者の気も惹きやすく、それでいて独自の話の展開や結末にして結局『源氏物語』に夢中になっていったのかもしれませんね。
ホント、物の怪シーンはホラーです。
今でいう「本コワ」ですよね💦
夕顔さん、頭中将とは関係を断っていますし、それでも暮らしていかないといけないから源氏に声をかけた(庇護してほしかった?)ように『あさきゆめみし』では描かれていましたね。オリジナルでは書かれていませんけれどね。でも母子家庭は大変でしょうしね。
癒し系の夕顔さん、生きていてくれたなら源ちゃんと末永く暮らしたでしょうに。娘ちゃんも引き取ってね。まあ? そうなると玉鬘ちゃんは平穏なお姫様として育ち、源ちゃんも穏やかに暮らして、長編物語にはならないかもしれませんが……(;^_^A
夕顔の話はちょっと怪談じみてて好きです☆
でも、当時の人達は別に怪談だとは思わなかったのかなー。
陰陽師とかいるような時代だろうし。。。
作者からの返信
今よりもっと「物の怪」が身近だったのかもしれませんね。
解明できない死(例えば病気でも)は「物の怪の仕業」と言っていたとか。
夕顔のエピソードはホラーですよね。(こわっ💦)