第48話 A-DAY2(第二次アルテミュア大陸作戦)

【火星アルテミュア大陸東海岸上空】


 夜が明けたばかりで地球よりも赤色が鮮やかな朝焼けに包まれる、アルテミュア大陸東海岸上空に地球人類の航空機集団が到着しようとしていた。


 その航空機集団の先頭には偵察型タイフーン戦闘機が位置しており、各種センサーを総動員して地上の脅威とすぐ頭上の宇宙空間から降り注ぐ放射線を観測していた。


「コードネーム『ラ・セーヌ』から『キャッスル1』へボレアリフ海岸上空3万フィートに到達。宇宙放射線はギリ許容範囲内ね。安心して進出してちょうだい」


 偵察型タイフーン戦闘機を操る女性パイロットが、後方に続く航空機集団の長ともいうべきボーイングE3A-AWACS(早期警戒管制機)に空域の安全を告げる。


『キャッスル1了解。ラ・セーヌに感謝を』


 ラ・セーヌからの報告を受けたAWACSは高度を上げてボレアリフ海岸上空で緩やかな旋回機動に入り、先行偵察と先導任務を終えたタイフーン戦闘機は翼を翻して反転すると日本列島へ機首を向ける。


 AWACSの下方には、日本列島各地から飛来してきた日本国航空自衛隊のF15戦闘機、F2支援戦闘機、極東アメリカ合衆国のF18ホーネットとF16、F35戦闘機、英国連邦極東のユーロファイターが翼下に武装を満載してAWACSに続き、ボレアリフ海岸上空に進出していた。


「ラ・セーヌから作戦参加の全機へ、勝利の女神の微笑みをしっかりと掴み取って来なさい!成功したらボルドーワインの美味しいやつを奢ってあげる!」


 AWACSの下方から続々と現れる戦闘機編隊を上空からすれ違いざまに激励するユーロピア自治区のジャンヌ首相。

 各国の戦闘機編隊からは『お嬢!バドワイザーはないのですかい?』『日本酒の美味しい奴がいいです』等歓声と共に返信が殺到する。


 ボレアリフ海岸上空に到達した列島各国の戦闘機は、楔形の編隊を組むと海岸上空で弧を描く様に旋回していく。


『キャッスル1から旗艦ルーズベルトへ。全機目標上空に到着』


 AWACSの管制官は、上陸艦隊旗艦『セオドア・ルーズベルト』に航空機集団の戦闘準備完了を報告するのだった。


「この上陸作戦が成功すれば、人類の生存領域が拡大する。ユーロピア自治区の未来もその先にあるわ」


 日本列島札幌千歳基地への帰途についたジャンヌ首相は呟くのだった。



          ♰          ♰         ♰


2023年1月1日午前6時【北海道北部 宗谷岬沖北方250Kmの火星シレーヌス海 極東アメリカ海軍航空母艦『セオドア・ルーズベルト』CIC(戦闘管制室) 】


「アルテミュア大陸ボレアリフ平野上陸地点まであと50km。日本列島から飛来した航空機集団は既にボレアリフ海岸上空に到達、旋回待機中です」

作戦将校が報告する。


「先行する日本潜水艦『そうりゅう』『じんりゅう』からは海底及び進路上の敵対生物反応無しとの報告」

情報将校が続いて報告する。


「『かが』『ひゅうが』哨戒ヘリも艦隊側面は異常なしとの事です」


 第二次アルテミュア大陸上理作戦を遂行する‘‘列島諸国連合群‘‘に参加している自衛隊任務部隊統括司令の鷹匠准将が報告する。


「提督、そろそろかと」


 海兵隊"少将"のジョーンズが、上陸作戦司令官のロイド提督に告げた。


 全艦隊共通回線に通じるピンマイクのスイッチを入れると、ロイド提督が矢継ぎ早に指示を出し始めた。


「全艦隊、上陸準備!潜水艦隊は海中ドローン発進、発熱ポッドを起動させてワームを誘き出せ!

 E3-A AWACS(早期警戒管制機)、艦隊防衛艦艇はソナー、レーダーを総動員して巨大ワームと飛来生物を警戒せよ。

 上陸支援艦艇、地上攻撃機部隊は指定ポイントへの砲爆撃準備! 所定のポイントへ進出せよ。

 1度撃ったら停止命令が出るまで砲爆撃をひたすら続けよ!出し惜しみはするな!

 上陸部隊、工兵は車輌と航空機に搭乗開始せよ。地上の安全が確保されるまではその棺桶で待機せよ!」


「速度そのまま、攻撃機部隊発進!」

作戦司令官のロイド提督(中将に昇進)が命令した。


 火星の一番長い1日、後に『A-DAY2』と呼ばれた第二次アルテミュア大陸上陸作戦がこうして始まった。


 連合上陸艦隊本隊前面に20隻を超える日米英露連合潜水艦隊が展開し、一斉に発熱ポッド搭載ドローンを発進させる。


「潜水ドローン、艦隊正面10キロまで到達」

ソナー員が報告する。


「潜水ドローン、発熱ポッド最大出力!海底から15m離れた位置を航行しながらワームを誘き出せ!」


 連合潜水艦隊司令の名取大佐が指示する。


 連合潜水艦隊から10Km前方の海底付近を這うように潜航するドローン搭載化学反応ポッドに搭載された化学物質が溶け出すと、反応して周囲の海水を熱く揺らめかせる。


 次の瞬間、唐突に海底を突き破って現れた巨大ワームが潜水ドローンを丸呑みしてドローン部隊の半数が消える。


「巨大ワーム出現、数5!」

ソナー員が報告する。


「残りのドローンを我々の魚雷攻撃範囲に誘導!」

名取大佐が指示する。


「全艦隊ホーミング魚雷発射!近接信管セット!」


『そうりゅう』を始めとする連合潜水艦隊が全力の魚雷攻撃を行い、80本近い魚雷が5体の巨大ワームに殺到する。


 強い熱源を持つ潜水ドローンを食べ尽くす事に夢中になっていた巨大ワームは魚雷への反応が僅かに遅れた。

 連合潜水艦隊の存在に気付いた5体の巨大ワームが頭を後ろに向けた瞬間、巨大な体躯周辺で80発の魚雷が一斉に炸裂する。


 あまりの轟音に耐えかねたソナー員がヘッドホンを外してしまう程の大爆発が治まると、巨大ワームは夥しい数の細かい肉片と化して海中を漂っていた。


 だが、巨大ワームの亡骸から出た大量の血液と肉片が海中に拡散した匂いと気配を嗅ぎつけた別のワーム群が次々と海底を突き破って連合潜水艦体へ殺到した。


「前方7Km地点の海底から更に巨大ワーム!数13!」


 ソナー員が緊迫した声で名取に報告した。


「全艦隊、残弾全てを前方7kmに撃ち込め!

 司令部へ打電、我々は後方で弾薬補給に移る」


 名取は全力攻撃を命じると、司令部へ戦線からの一時後退を報告した。


         ♰          ♰          ♰


――――――【上陸艦隊 旗艦『セオドア・ルーズベルト』CIC(戦闘指揮所)


「連合潜水艦隊、海中ワーム8個体を撃破!全弾撃ち尽くしたので後退します!」

潜水管制官が報告した。


「上空待機中の対潜ヘリ群は前方7キロ地点へ急行せよ!魚雷と爆雷を全弾投下!」


 ロイド提督が巨大ワーム群の殲滅を指示する。


 艦隊上空を旋回していた50機余りの対潜ヘリが前方に全速力で向かうと、指示された地点を高速で通過する際に搭載した魚雷や爆雷を次々と投下していく。


 艦隊から遠目に見ても分かるほど、水中爆発で沸騰した様に時折大きな水柱を立てて泡立つ前方の海面。


「前方ワーム群排除に成功!」


「よし、この機を逃すな!

 攻撃機部隊は指定されたポイントにミサイルと爆弾投下!

『シールズ』『スペツナズ』ヘリボーン出撃!上陸地点に地中レーダー設置、死守せよ!アイアンドームシステムを上手く使え」


 ロイド提督が作戦第2段階への移行を指示した。


「こちら司令部。キヤッスル1に戦域管制を任せる」


 航空管制官が上陸地点の遥か上空を飛行する航空自衛隊E3Aセントリー早期警戒管制機(AWACS)に戦域管制委譲を告げる。


「キヤッスル1、了解した。これより爆撃管制に入る」

AWACSが返答した。


「キヤッスル1から全ホークへ、指定ポイントにナパーム全弾投下!効果範囲の重複を優先。くれぐれも高度を落とすなよ、巨大ワームやサソリモドキに喰われるぞ!」


 AWACSが日米のF35戦闘機やF2支援戦闘機に熱源を地上に集中させるように指示した。


 ボレアリフ海岸上空を旋回待機していた数十機の攻撃機がナパーム弾を投下し、上陸地点から少し内陸部の平地に数ヵ所の大きい熱源が発生した。


 そしてその熱源を目指して巨大な"動く砂山"が無数に群がろうとしていた。


 ナパーム弾の投下と時を同じくして、上陸地点となるボレアリフ海岸にコードネーム"パンサー"こと極東米軍特殊部隊『シールズ』と極東ロシア連邦特殊部隊『スペツナズ』がブラックホークヘリやミル15大型輸送ヘリで次々と降下していく。


 続いて航空自衛隊のC2大型輸送機が、極東米陸軍の拠点対空防衛兵器『アイアンドーム・システム』と地中探査レーダーが入ったコンテナをボレアリフ海岸近くの平地に投下した。


「こちらパンサーアルファ、アイアンドームと地中レーダーの投下地点に到着した。損傷は無い模様、これから設置する!」


 特殊部隊シールズとスペツナズに随行した米露工兵部隊が素早くレーダーを設置し、アイアンドームシステムの組み立てを始めた。


「ん?来たな。キヤッスル1より司令部と全艦隊に告ぐ、上陸地点から5キロ内陸平地に百を超える多数の巨大ワーム群を確認。地中から更に後続の巨大ワーム群が接近中」


「全艦隊は5キロ内陸に、全砲弾とミサイルを発射せよ」

ロイド提督が命令する。


 20隻余りの戦闘艦艇からハープーン対艦ミサイル、トマホーク巡航ミサイル、SSN(潜水艦発射ミサイル)等各種ミサイルが一斉に発射され、極東米海軍特殊駆逐艦『ズムウォルト』から"レールガン"が強力な蒼白い光と衝撃波を纏って撃ち出され、高空から極東米露戦略爆撃機が巨大なMOAB(全ての爆弾の母)弾頭を惜しげもなく投下された。


 地上や地下深くから接近する巨大ワームは、人類が生み出した"鉄の嵐"をまともに受けて周囲の土砂ごと空中に吹き飛ばされてバラバラの肉塊となって赤い大地に降り注いだ。


 更に今まで秘匿されてきた極東米空軍"極超音速戦闘機"『オーロラ』が初めて実戦参加し、マッハ6の"極超音速"で巨大ワーム群にマイクロ波とパルスレーザーを浴びせて巨大ワームを次々と焼き払っていく。


          ♰          ♰        ♰


 内陸部が爆炎と鉄の嵐に包まれていた頃、ロイド提督は上陸の機会を活かすべく、主力上陸部隊を強襲揚陸艦艇から発進させた。


 エアクッション挺や、揚陸艦、CH47大型ヘリに搭乗した極東米露海兵隊を主力とする上陸部隊はアパッチ対戦車やミル28戦闘ヘリの護衛を受けて海岸に上陸し、予め特殊部隊シールズとスペツナズが確保した海岸近くの高地に拠点を築いた。


 更に後続の極東ロシア陸軍を主力とする機甲師団が上陸し、海岸拠点に展開した。


「司令部へ、こちらグリズリー1。目標地点到着。展開完了した」

ロシア訛りの報告が入る。


 ボレアリフ平原上空を旋回するもう1機のAWACSが地平線の彼方から接近する黒い霞のような虫の群を探知した。


「キャッスル2より全部隊に警告!

 上陸地点から10キロ内陸に無数の小型飛翔体群を確認―――サソリモドキの大群が巨大ワームの死骸に向かって接近中」


「こちら司令部、『ブレーンズ』の意見を聞きたい」

ロイド提督が海上自衛隊護衛空母『かが』に搭乗している火星研究機構の火星生物対策チーム(ブレーンズ)に意見を求めた。


『こちらブレーンズ。

 サソリモドキの大群はワームの死骸だけでは足りないだろう。ワーム死骸と共に焼き払い、殲滅するのが一番有効だ』


 ブレーンズのリーダーを務めるJAXA理事長の天草が、ロイド提督に返答した。


「司令部より全作戦部隊へ。

 上陸地点に接近する全ての火星生物をあらゆる火力で殲滅せよ。ヘリ部隊は高度を落とすな、奴等に喰われるか、ローターに虫が詰まって墜落するぞ!」


 副官のジョーンズ少将が注意を喚起した。


「グリズリー1。我々は5キロ以内に侵入した接近するバグズ群を確認した。直ちに攻撃する」


 極東ロシア連邦軍機甲師団指揮官が司令部に報告する。


「了解、グリズリー1。こちらは艦隊から補給部隊を発進させる。遠慮せずぶちかませ!」

返答する司令部。


「同志諸君。シレーヌス海の屈辱を晴らす時が来た。

 偉大な祖国陸軍の真髄を全軍に見せつけろ!モスクワの予算を気にしてちまちま砲弾を撃つ必要はもはや無くなった!全弾発射せよ!

 特殊戦車部隊も秘匿せずに戦列に入れ!最大射程でマイクロ波照射!」


 活き活きとした表情で機甲師団指揮官が部隊へ命令していく。


 極東ロシア連邦陸軍主力戦車T90の125mm砲がサソリモドキ群に一斉射撃し、最新鋭戦車『アルタイ』も武骨な四角い砲搭を旋回させて130mm砲を盛大に放つ。


 戦車砲弾は空中に群れるサソリモドキの真ん中で炸裂し、爆風と破片、焼夷弾の火炎を撒き散らした。サソリモドキは鉄と炎に包まれてボトボトと赤い大地に落ちると地中を進んでいた巨大ワームが飛び出して死骸を吸い込んでいった。


 飛び出してきた巨大ワームにも戦車砲弾が直撃し、頭を失ったワームが地面でのたうつようにもがいたが、サソリモドキ群が殺到して巨大ワームは傷口から喰われていった。


 戦列に加わった極東ロシア連邦特殊戦車部隊は、アルタイ戦車に似た四角い砲搭を持つが、そこに砲身は無く、替わりに付けられた横長の湾曲したシルバープレートがサソリモドキに向けられると、ブーンと低い駆動音と共にマイクロ波が照射された。


 サソリモドキ群は巨大な電子レンジとも言える特殊戦車部隊のマイクロ波を浴びると、体内から熱い体液を噴き出して破裂しながら地面に落下していった。


          ♰          ♰          ♰


 最初の上陸部隊が降り立ってから3時間が経つ頃には、巨大ワームやサソリモドキの大群は探知されなくなり、散発的に接近する巨大ワームやサソリモドキの小さな群が戦闘ヘリや戦車砲弾の鉄の嵐を浴びて粉砕されていた。


「これで一息つけるか?」

ロイド提督が呟くが、


「キャッスル1緊急!多数の弾道飛翔体が上空から上陸地点に向かっている。これは―――岩石か?」


「キャッスル2緊急!

 内陸30キロから無数の岩石が噴出しているのを発見。噴火か?違う―――ワームだ!巨大ワームの群が岩石を吐き出しているぞ!!」


「グリズリー、飛来する岩石200個以上を確認した。S-300システムで迎撃する」


『こちらブレーンズ。巨大ワームは人類のミサイルや砲弾を真似しているようだ』


「なんてクレイジーな奴等だ」

戦慄するジョーンズ少将。


「つまり、対砲兵戦だと思えば良いのすね」

冷静にロイド提督が呟く。


「こちら司令部、キャッスル2へ指令。全艦隊と上陸部隊へ岩石を吐き出すワーム群の位置を送信せよ」


「全軍に告ぐ。キャッスル2から送信されるポイントに撃ち込める弾丸を全て発射せよ。アイアンドーム、イージスシステムは対空防御戦闘開始!」


 AWACSの戦域管制官が、全力の砲爆撃と"巨大ワーム弾"防衛を命じる。


 A-DAY2の最後は、人類対巨大ワームの異種砲撃戦となった。


 連合上陸艦隊のイージス艦から迎撃ミサイルが矢継ぎ早に発射され、陸上ではイスラエル製のアイアンドーム短距離19連装迎撃ミサイルが次々と発射されて飛来する岩石を空中で砕き続けた。


 "巨大ワーム弾"発射地点には、ロシア軍伝統の定番兵器である『カチューシャ』多連装ロケット弾や203mm榴弾砲が流星雨の様に降り注ぎ、巨大ワーム群を抹殺し続けた。


 それでも‘‘巨大ワーム弾‘‘は人類の迎撃をくぐり抜けて上陸部隊と艦隊に降り注ぎ、数発が航空母艦や揚陸艦艇に命中した。損害を受けた艦艇は沈没は免れたものの、大破した為に戦線を離脱し北海道苫小牧港へ向かった。


 艦艇に命中した岩石には無数の小型ワームが詰まっており、落下した直後に海兵へ襲い掛かったが、予めブレーンズが予想し警告されていた事態に備えた海兵の自動小銃や火炎放射器で駆逐されていった。


 予想外だった巨大ワームとの大砲撃戦は3時間で巨大ワーム群が殲滅されて終了した。


 2023年1月1日午後6時40分、上陸部隊司令官ロイド提督は東京の火星研究機構と列島各国首脳へ上陸作戦成功を報告した。


 作戦開始から約半日に渡った激戦が終了し、火星の一番長い日は夜を迎えようとしていた。


――――――


ここまで読んで頂き、ありがとうございましたm(__)m


【このお話の登場人物】

・ロイド・サー・ランカスター=英国連邦極東軍司令。中将。

・ジョーンズ=極東アメリカ合衆国海兵隊司令官。少将。

・鷹匠=アルテミュア大陸上陸作戦日本側自衛隊指揮官。准将。

・名取=海上自衛隊潜水艦『そうりゅう』艦長。大佐。

・天草 治郎=JAXA理事長。ブレーンズの座長を務める。

・ジャンヌ・シモン=ユーロピア自治区首相。戦闘機も操る。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る