13.青き春



君のこと この目で見つけるまで

空見上げたこといくつあったかな

顔上げたらすぐそばに君の笑顔

そのおかけで僕は転ばずにいれたよ


愛すること 君が教えてくれた

好きになるのは理屈じゃないってことも 

不思議だね まさに教えてくれた君を

誰よりも好きになりたくなった


世界嫌いになった僕を

君がそっと優しく手伸ばして

仲直りの握手させたんだ

ごめんね世界 そしてありがとう君


伝えたいんだ「君を愛してるよ」

もう言葉は必要ないでしょ

そう 心が溢れ出たくて

たまらないくらいに光り輝く


「ずっと愛してるよ」

今すぐに返事を聞かせてよ

僕を見透かした君が

差し出したその色は…



見たこと無い世界を見つけたんだ

気がつけば君が見つけさせてくれたんだ

奇跡みたい 君と交われたこと

ひとつになろう 二度と離れないように


一緒にいたい そう思う僕がいた

いちゃいけない そう思う僕もいた

君のこと不幸にさせちゃうかもしれない

それでもね 一緒にいたくなるのはなぜだろう


離れ離れになった僕は

毎晩君を思い浮かべ泣いていた

返事も聞けぬまま終わった春

あり得ないくらい幸せだった時間



もう二度と戻らなくてもいい

心にずっとしまっておくよ

大切なものは一度きりで

すごくかけがえのないものだから


君が帰ってきたら

とびきりの愛で出迎えよう

きっと涙が止まらなくて

幸せだろうな



もう一度もう一度

君と一緒にいたい

もう一度もう一度

君を抱き締めたい

もう一度もう一度

君にキスをしたい

もう一度もう一度

君を愛したい



「君を愛してるよ」

もう言葉は必要ないでしょ

そうじゃないと意地でも言うなら

もう少しだけ続けてよう

青き春を


「君が大好きだよ」

ただこれだけでも言わせてほしい

そう 心が止まらないんなら

二人でひとつの愛になろう


「ずっと大好きだよ」

君と出会えてよかったな

君が差し出したその春は

きっと青色


やっと本物になれた君は

きっと青色


世界で一番美しい君は

きっと青色


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