11.栄光



積み木のように重なる絶望

僕らの心蝕んでゆく

だからって下向いてちゃ

面白くない


違う 僕の思う正しさは

僕のためにあるわけじゃない

この世界を変えるためのものかもね


Ah……

否定されてもいいんだ

笑われてもいいんだ

その全てが正しくない

わけじゃないと君は知ってるんだから



食べかけのまま捨てた

この腐りきった心

見えなくてもいい未来まで

君は大事そうに抱えて


扉開けたその先に

君の信じる栄光が

遥か彼方へ道を作って

待ちぼうけた顔で明日に繋ぐ



左には僕の描いた希望

右には絶望 迷い込んだ

この場所にも きっと理由が

あるんだな


違う 僕の思う正解は

この間違いを

正すためにあるんじゃない

肯定するためにある


Ah……

全て捨て去る覚悟と

受け入れてく強さを

ポケットの中詰め込んで

いざ行こう僕らの迎える明日へ



叶えられずに消えた

この無駄に凝った夢も

大事にしてと君は願った

それなら僕ももう一度見よう


信じれば信じるほど

君の目指す栄光が

遥か彼方へ光照らして

悟りきった顔で明日を映す



食べかけのまま捨てた

この腐りきった心

見えなくてもいい未来まで

君は大事そうに抱えて


扉開けたその先に

君の信じる栄光が

遥か彼方の君を導く

希望に満ちた顔で明日に繋ぐ


栄光に満ちた明日が見える


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