第12話地獄
「相棒は、病院か、」
そうか今日は、そういう日かーー定期健診の日である
っていうか相棒自体が無性別だからな
まぁ「卵巣」あるのに、無性?ってどういうことってなるかもしれないが
「異常」があって月経事態今後もないらしい
「まぁ、性別は女ってしてもいいんだけどな、けど、、、」
本人が女も男もようわからんっていってるから、今は、無性別ということだ
ーーあ、心が無性別なのは生まれつきだがな
「相棒の中で、相棒の子は育ってんのかねぇ」
ーーまぁ手術代稼ぎだからな、相棒がしてるのは、、、、
手術して、ちゃんと人間の形にしたらそれから、育てるんだって言ってたし
「まぁそれで問題はないけどさ」
対して俺はーーーーー
「よう、「先輩サイコロの目ですよ」
「はぁ?「」
「人との出会いはサイコロの目でーす」
サイコロがいた
「先輩は六ってところですかね、これからお姉ちゃんともどもよろぴくーーあれれ、なんかありましたーー」
「いや、、、」
俺の親友にそっくりだなってそう思った
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
当時の自分は相当あれていたらしい
「この美しき天才が負けるかぁ」
そういうなんて言うんだろう、不安を隠してわざとナルシストに酔っていた
ーーほかにもスポーツであえてというか、ラフプレイを繰り返して
「お前は危ない」「やめて」だのいわれても
日頃のむしゃくしゃした思いを、発散するんだって息巻いて
そして、、、体育の時間に親友の眼鏡を割っちまったんだ
「---あ」
柔道だった、その試合でーー殺す気で投げた
結果が眼鏡が割れる、というだけであって
殺そうとしたーー死ねぇと思って実際にそうしたという記憶は覆せない
(今、何を思った)(なんで、自分はーーー)
(大した理由もなく親友を殺そうとした)
自分が恐ろしかった、まるで猟奇殺人犯にでもなったかのような
だから、弁償する代わりにーーここにきた
「罪を償うために」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「気にしないでくださいね、お姉ちゃんああいう人だから」
「ああ」
一気に現実に引き戻される
「昔からああなんですよー生まれつきですかね
っていうか愛想ないから人に嫌われちゃいますって」
「なんで、きたの、この街に」
「私はーーー」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます