第4話妹

「姉さま」


西洋風の立派なお屋敷である、そこをゴスロリを着た白い髪の女の子が走ってくる


彼女は、クールの妹である

「、、、、、そう」


いつも、サイコロを手放さない「人との出会いはサイコロの出た目、それにより変わる人生」

が座右の銘である


リビングには、家族3人とばあやたちで過ごした思い出の記録がある

「おかえりなさい、戻ってきたのねーーどうだった」

「、、、、関係ない」


母親はというと、娘のこういう口調と言葉遣いは天性ものであり、生まれつきなので気にすることがない

(まぁ、この子生まれつきこうだからね、あっちでもうまくやれてればいいけど)

尚ーうまくやれてない、初日からけりを入れた


母親は、ヨーロッパの生まれであり、12年前アメリカにいた、アメリカで

一回、一人の代理母出産をしたことがある


それから、少ししてーもう一回代理母をした後

忙しくて育てられない、母親と父親の代わりに母をしている


ーー孫はどんな顔をしているのかとか

ヨーロッパの両親は、(「ばあや)は、ちょくちょくきたり、こっちから遊びに行ったりしている

それでも、こうなのだから仕方ないのである


ちなみに話ーー姉と妹は双子である

「姉さま、それでどうでしたその道具の使い心地は」


この屋敷の当主が、彼女に渡した「残骸」の中でも特殊能力を持つ「妄執」

と呼ばれる物から作った、手袋

「--まぁ、悪くはないわ」

その異能は「熱」


彼女の父親はめったに外国から帰ってくることはなく

彼女の母親は、一室に閉じこもり出てくることはなく、またベールで顔を描くjしているため顔を見たことはない


(だけど、、、、尊敬はしてる、金を稼ぐというその一点においては)


だからーー父親からもらえた珍しいプレゼントは、かならず使いこなして見せる

ところで

「、、、祟りって何」

「エー姉さまもーー」

「「そういえばそうね、うちには祟りなんてないものね」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る