宇宙一のシャイな馬鹿で変態女
「あらら、物も云わずにいっちゃったわね」
「ミコ様が、あんなことをするからでしょう」
「仕方ないじゃないの、私は宇宙一の変態女、でしょう」
「ですね、宇宙一のシャイな馬鹿女かもしれませんね」
「なにか病気でも持っていたのでしょう、治したのですか?」
「まぁね、先天性膣欠損症でしたね、それに足の傷は、普通なら助からないでしょうね、あの時点で血が出すぎていましたからね」
「死ぬ寸前のところを、なんとか造血してあげたの、彼女、頑張っていましたからね、ご褒美ですよ」
「でも代価をいただかねばならないし、それにね、戦場でも女を拾ってくる云われるのはね、さすがに困ったことになるから」
「それでお触りを?」
「先天性膣欠損症ですからね、エッチはしていないはず、見るからに潔癖そうでしたし、軽蔑してくれたら、ややこしい話はないと思われるしね」
「足の方は、ナーキッドから精密な義足を支給させるわ、防水タイプにしておくから、お風呂でも入れるでしょう」
「あれだけの美貌、右足不自由でも、ハズバンドは出来るでしょう」
「うまくいけば子供に囲まれた、幸せな女の一生も望めるはず」
「泥をかぶったのですね」
「尊敬してくれるの?なら続きをしましょう、ミトリ、早く脱ぎなさい、今度はお尻をぶって、腫れたお尻を突き上げてあげるわ」
「全く……」
とか、いいながらいそいそと服を脱ぐミトリ。
しばらくして、ミミズ腫れと鈍痛のお尻、そして満足した官能と、なんともいえない安心感、幸せに浸っているミトリです。
でも、こうも思っていたのです。
……多分、エスティ・ラファエロは後悔するでしようね。
大事な所も治り、ミコ様をお近くで接した以上はね。
何かいってくれば、相談に乗ってあげようかしら……
事実、すぐに連絡があって、二人でイシスさんに相談していたのですが、そこにナーキッドが、避難民の受け入れ拒否を示し、それどころではなくなったのです。
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