12話:信じて送り出した女神が目的忘れて脳内早口妄想するなんて
―――――
ぷくっと
――
この魔力も
あたしの
他の女神
じゃあ、なんであたしが聖召石をわざわざ噛み砕くかって?
――
もう、
多分、世界広し、
ありがたーーい聖召石を、口の中に
1つの異世界
他には、
あ! 忘れてた! 後、協会のミスや
聖召石はピカピカ光る
その
そんなの目の前にあったら、そりゃ~、口の中に放り込みたくなっちゃうでしょ?
そしたら、もう甘くて甘くて、
で、口の中で
――噛みたくなる!
あたし、別に
その氷が砕けるか、砕けないか、ギリギリの
これが、
でも、あたしって飽きっぽいから、氷が
ほら? 氷って味ないじゃん? 飽きるよね? あたしじゃなくても絶対、飽きるよね?
だから、噛み砕くんだけど、その時のキシッとした感覚。あの
これが、最高!
――あれ?
至高
氷が砕けない限界を攻める至高の喜びと氷を砕いた瞬間に感じる最高の感覚、どっちがいいんだろ?
あたしはどっちが好きで氷を食べてるんだろう?
おかしーな?
ハッ!?――
な、なにか、大事な
そうだ!
聖召石を噛み砕くって話だった!
口の中で転がす聖召石が、あまりにも甘くて幸せだったんで、
聖召石を砕かないと
つまり、砕かなければいけない。
でも、砕くともう、甘さを味わえない。
なんて
――ラヴ、それ
もっと
コリンッ――
噛み砕いた
口から
その虹色の
聖召石一個に対して一回のみ、
どのようなタイプの救世主が、
出会ってみなけりゃ分からない、
まったく――
今回だけは違う。
――
この聖凱符に血文字で勇者の
つまり、
う~ん……――よき!
さあ――
「ティフラクヴラ、ティフラクヴラミガメ!
ティフラクヴラ、ティフラクヴラミガメ!
――来やがれ! あたしの勇者、
ドン!――
――バリバリッ、バリバリバリバリリッ! バリリリッ!
きた!
来たよ、きたキタ!
!?――
あれ? あれれ?
――なに、コレ?
そこに現れたのは、まるで
オーラ
「……――やあ」
「やあ、、、じゃないわよ!」
ちょっとーッ!
どーなってんのよ、アンタ!!!
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