ひょんなことから出所不明の拳銃を拾ってしまったヒロインと、ラッキースケベな主人公による数日間の「非日常」の物語。「日常」、それは貴重なものでありながらも退屈とは切っても切り離せないもの。そんな日々の繰り返しにある日突然一丁の拳銃が放り込まれたら――――?決まり切った窮屈なレールの上を進まざるを得ない中、少しでも「非日常」を望む委員長キャラのヒロインと、そんな彼女が気になり始めた主人公の青春模様が見事に描かれた一作だと思います。それとちょくちょく描かれるラッキースケベな展開が楽しいです。
日常と非日常が交錯し、少年と少女が出会い物語が始まる。壊す物である拳銃が壊し、そして結んだものとは?日常と隣合わせの非日常、少年と少女の青春の一ページを描いたジュヴナイルです。