無個性な人生

保育園

小学校

中学校

高校

大学

そうやって積み重ねて

様々なことがあった


自然と

全ての経験が

自分だけの特別なもの

唯一無二の

貴重な体験

そう思っていた


時間が流れてみれば

そんな特別も特殊も

何もなかった

ありふれた世界の

ありふれた一人の

ありふれた人生と

ありふれた生き様


では

無個性な人間は

つまらない人間か?

無個性な人間は

透明人間か?

特技がないものは

無能者か?

趣味がないものは

人生を楽しんでいないか?


無個性にして

無主張

無趣味

そんな無しかない

ただの人間にも

どこかに

人生の楽しみがある

はずだ

そうだろ?

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