第14話 ミニチュアピンシャーのノイモーント12。

わたしはミニチュアピンシャーのノイモーント。♀


今日は初めてのお散歩だ。

リュックサックから顔を出して、街中を見る。人や車が沢山いる。


高いビルや車。

休憩所は人が座っていて満員だった。

都会人は疲れているんだなと思う。


だんだん寒くなってくる。

身体が震えてくる。

太っちょ猫が「おうち帰る?」と言ってリュックのファスナーを閉めようとする。

断固反対だ。暴れる。


すると太っちょ猫はコースを替えて公園に寄る。

何かを調べているようだ。

これは道に迷った気配。

太っちょ猫は動物病院への道も迷っていた。


ぐるぐる道を回ってから愛犬ヴィレッジというお店に入って、ノイの体重を計ったり、服を着させたりする。

服が決まったようだ。写真の服。格好いい。

体重は1.75kg

暖かい服を着るときに暴れたら太っちょ猫に本気で怒られた。

「噛んじゃだめ!」

しかし犬は噛むのが仕事だ。


太っちょ猫は愛犬ヴィレッジの階段を登ってのぼって、広場に行った。

沢山の犬がいる!

みんな自由だ!

だがノイは三回目のワクチンというのを打っていないのでリュックから見るだけ。

ここはドッグラン。

都会犬の楽園だ。


お母さん。

ノイは初めてドッグランという場所に来ました。

お母さんのミルクを飲んでいた時より、とても大きく成長しました。

目の前にいる沢山の犬達は皆、幸せそうです。

ノイもワクチンというのを打って、早くドッグランで走り回りたいです。

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