7話 支え合い

 

 俺はたまたまそこにあった、バケツの水で水浴びし、

そして、人口の芝生でゴロゴロする。

そして水はね。その間、僅か30秒。


―――「待っててね」

のぞかは無理な体勢で

ドックフードを取り出そうとする。


―――その時


「あっ」

バランスを崩す。

 

 落として散らばる、ドックフード。

そして、のぞかも椅子から転落する。


 しかし、その時

俺は素早く足元を支える。


「あ、ありがとう」

と言う、のぞか。


 しかし、俺はその言葉も耳に入らないほど、

腹が減りすぎていて、のぞかを安全に放すと、

落としたドックフードに直ぐに飛びついて、

食べ始める。


「ふふ」

ほのかは微笑んでいる。


(ケガはないみたいだな)

内心、安心しながらも俺は、


(のぞか、不思議な人間だな・・)

と思っていた。

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