エピソード勇者ー5:謎の世界
あれから僕が負けたことはクラス中に広まってクラスの数人はここを出て行った。
きっと僕に任せられなくなったのだろう。
それから僕はよりいっそうダンジョンに潜るようになった。
毎日、毎日、毎日、毎日、…………………。
食事もダンジョンに持って行き晩御飯まで潜り続け神殿の部屋でねる。
それを毎日繰り返した。
そして最後の階層に着いた。
『フッ、よくぞここまで来たな、歓迎しyo……』
「はあぁぁぁ!超必殺……〈
目の前の敵、ダンジョンボスを倒した。
何か喋っていたが気にしない。
「勇者様、この短時間でよくここまで強くなられましたね。」ネスト・クデューエン教皇は霧乃 星也こと僕を賞賛する。
あれから何日経っただろうか?
自身のステータスを確認しながら居なくなった数人のクラスメイトと僕が尊敬する男…宇美矢 晴兎のことを思い出した。
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霧乃 星也(13歳)
種族:人間
性別:男
職業:
レベル150
体力:40000/40000
魔力:15000/15000
攻撃力:30000
物理耐性:15000
魔法力:15000
魔法耐性:15000
素早さ:15000
ステータスポイント:0(攻撃力+15000)
スキル一覧(50音順)
〈アイテムボックスLV10〉
〈剣術LV99+51〉
〈身体強化LV20〉
〈聖剣召喚LV20〉
〈聖属性魔法LV7〉
〈6属性魔法LV20〉
〈6属性魔法耐性LV20〉
超必殺
〈
____________________
ダンジョンから出た僕は力が抜けたように部屋のベッドに入って寝た。
自身の頭上は無数の黒い蝶が飛んでいた事を知らずに。
ヒラリヒラリ、と部屋の天井を舞い遊ぶように。
そして眠りの底に沈めるように。
________________________________________________________「ここは何処だ?」
…という寒っ!?
寝たはずの僕は何故か一面真っ白な空間とは言いがたいが雪は降ってる。
夢の中なのか?
だけどそれにしてはやけにリアルだ。
まさかまた異世界に召喚されたのだろうか?
脚に、身体に、全身に、冷たさが伝わってくる。
謎に包まれた空間をしばらく行動することにしたのだった。
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