43 パンドラdoor

俺は夢を見ていた。


ここは何処だろう?明るい。


そして何故か気分が良かった。


どこで何をしているのか判らないけど、

これから先に、何かすごく楽しみな事が待っている。


そんな確信があった。この扉の先には希望がある。

俺はそう信じた。


そう、この扉には、


神室 一期

と書いてある。


神室 一期


の部屋。


そう、ここは俺の部屋。


いよいよ、開けようとすると。


(ジーーー)

となにやら機械音がする。

どうやら何かを、読み取りされているらしい。


「認識しました。扉を開きます。」


「この悪魔に身体で、どこの身体の部分を認識したんだろう?」


とにかく、


扉は開いた。


いよいよ中に入る時が来た。


俺とレナは見つめ合うと、意を決し、部屋に入った。

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