赤塚の戦い②

信長(匠海)軍は三の山に布陣した。

東から山口教吉軍が攻めてくる。

ここは三河の県境の近くでもある。いざとなったら家康くんが来てくれるハズ。

(今回は家康くんを連れてきてない)


「よし!行くか!」

信長がそういった時、

「私めに、先陣を取らせてください!」

そう言ってきたのは信秀さんから付けられた四家老の一人内藤勝介ないとうかつすけや、蜂屋頼隆はちやよりたかだった。

「お、2人とも行ってくれるのか。それなら頼もうかな。」

信長が先陣をこの2人を中心にすることを決める。

「はっ!」


俺はと言うと、何しろ戦の準備を多少していたとはいえまだまだ準備不足の状態でこちらに来た。

この戦いあまり有名ではなく、俺も詳しい流れは全く分かっていなかった。

どうすれば勝てるだろうか。



ここでここまでの流れを整理してみよう。

約4ヶ月前。織田信長の父、織田信秀が逝去。

彼が当主を務めた織田弾正忠家(元々は大和守家に仕えていた)は、信秀の父の織田信定の代から

力をつけ始める。家督を継いだ信秀も優れた能力を発揮し、尾張国内では強大な勢力を築いた


でも、東には問題がありました。三河国を実質的配下に置いていた、今川義元という存在があった。

三河との国境において、織田は義元に押されがちだった。(家康引き込んだけど)そんな中、亡くなった信秀。そして家督を継いだのは、「大うつけ」!

これは今川についた方が安全!って思ったのか。寝返ったのです……



という感じかな。これで読者君も流れがわかってくれたかな!?

って俺誰に言ってんだ。


という事でいざ!出陣!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る